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Amazon「みんなで応援」プログラムで応援してくれた方々へ

Amazon「みんなで応援」プログラムに登録させて頂いております。
次々とプレゼントが届き、とても驚いています。
「直接お会いしてお礼をしたいよね!」とスタッフ同士でプレゼントが届くたびに話しています。私たちの欲しいものリストを見て、応援してくれて本当にありがとうございます。
いただいたプレゼントは、ぽはっくの活動に役立たせていただきます。本当にありがとうございます!
と、ちょっと余談になるのですが
私たちは「地域のなかで子どもたちの笑顔が育まれるまちに」というビジョンをかかげ活動を続けています。
どういうことかというと、生活圏が限られている子どもたちが、それぞれの日常で出会うことのできる大人、環境は限られている。限られているからこそ、その子どもたちがその子たちの地域で見守られ安心し笑顔で過ごしていける世の中が大切だと考えています。そしてそれをプレーパークを拠点に実現を目指しています。
ただ「地域」という言葉が、今の世の中で複雑なものになってしまっているとも感じています。
生活圏の限られた子どもたちが、「地域から見守られる」というのは、地域から子どもに対する「ケア」を必要としているとも言えます。「ケア」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、たとえば公園で遊んでいる時にケガをしたりしないか、トラブルに巻き込まれたりしないか少し目配せをすることも大切な「ケア」ですし、通学時や帰宅時の「おはようございます」や「こんにちは」も、地域に暮らす子どもたちと大人との大切な関わり合いです。
保護者だけではなく子どもの身近にいる大人がそうやって子どもたちに目をかけ、ときには子ども会で楽しいイベントを開いたり、、、なんてこともある地域を、自分が子を持つ大人になった今となっては心から素晴らしいものだと実感しています。
石巻市では、子どもの権利条例が施行されて久しく、第11条では「市民は、あらゆる生活の場面において、子どもに関心を持って見守り、子どもの権利の保障に努めなければなりません」とうたわれています。それくらい子どもたちが「地域から見守られる」「ケア」されることは大切で、当たり前のことなのかもしれません。
ですが、いまは「地域」それ自体がケアを必要としているところが多くあるとも感じています。ここ石巻で、東日本大震災後にクローズアップされた地域の実情は、コミュニティの崩壊、機能不全、人々の孤立、孤独とネガティブな言葉があふれ出しました。だからこそ復興のまちづくりにおいて「地域の再構築」が叫ばれ、多くの地域復興政策が図られ、多くの支援者や活動者がコーディネートしてきました。しかし、10年前に望んだ復興の姿がはたして実現できているのか。もちろん多くの「成功事例」は耳にします。震災があったからこそ生まれ変わった地域もあれば、新しいつながりが活性化をもたらした話もうかがいます。けれども、いまだに、それこそ震災以前から多くの困難を抱えるところがたくさんあることもまた事実だと思います。
だからこそ、地域が子どもをケアするのが当たり前だとは言っても、実際のそれは「キレイごと」になっているのではないか。現実はどうなっているのでしょう。
いま、震災から10年が経ちました。状況を一言で説明をすることはできません。けれど上手く説明できないのですが思うのは、誰かが誰かを「支える」「ケア」するというのはその言葉が持つほど一方通行な関係性ではないんじゃなのかということです。
自分自身がそうなのですが、2013年、支援活動者という立場で石巻にやってきました。当時は仙台に住んでいたのですが気が付けば、石巻に住み、家族ができ、終の棲家も定まりつつあります。
当時は支援者と利用者という関係性だった人たちと今では、変な言い方ですが「昔からの友達」のようになり、しばらくすると会いたくなったり、連絡を取り合ったり、ときにはつらい時に思い出す自分を勇気づけてくれる時間を共に過ごした相手になっていたりと、当時は考えもしなかった関係性になっています。
話がまとまらなくなってきてしまい申し訳ありません。このAmazon「みんなで応援」プログラムのお礼で言いたかったのはつまり、子どもを見守り支える地域は「子どもの生活圏」にいる人たちだけではないし、プレゼントを贈ってくれた人たちにぜひプレーパークやフリースクールに遊びに来てほしいということです。
直接行くことができないからプレゼントを贈ってくれたのだと思うのですが、もしも機会があったり近くに行く予定があった時などぜひ遊びに来てみてください。そして、子どもたちとおしゃべりしたり、遊んでみてください。
長くなってしまいましたが、プレゼント、本当にありがとうございました。
(なおたろう)
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◎みやぎチャレンジプロジェクトに挑戦中!

(2/28まで)

http://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org12

※今年の”みやチャレ”で集めた募金は「プレーパークわたのは」の活動費にあてさせていただきます。

今年もみやチャレの時期がやってきました!

昨年のみやチャレではみなさまのおかげで無事目標を達成することができ、今年のプレーパークわたのはを開催することができています。

今年もコロナ禍ではありますが、「プレわた夏祭り」を地域と共に開催するなど、プレーパークの活動にも新たな動きが生まれています。

「集う」「遊ぶ」ということが難しくなっている世の中だからこそ、これまで以上に石巻の子どもたちが自由に遊べる環境をつくっていきたいと思っています!

みなさまのお力をお貸しください!!

どうぞ今年もよろしくお願いいたします!

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