宮城県石巻市の「フリースクールぽはっく」

フリースクール「ぽはっく」の紹介

フリースクールとは

宮城県石巻市のフリースクール「ぽはっく」の紹介画像
何らかの理由から学校に行くことができない、行かないことを選択した子どもたちが、学校の代わりに過ごす場所です。
それぞれの方針や教育理念の違いによって形態や費用も様々ですが、基本的には子どもの主体性を尊重した学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設のことをいいます。

フリースクール「ぽはっく」とは

一軒家を活用した家庭的な雰囲気のフリースクールです。学校復帰を目標にせず、子どもの主体性を大切にし、意見を尊重しながら、子どもが社会で自立していくためのサポートを保護者と共におこなっています。

子どもは、学校に行かない選択をするまでに心のエネルギーを使い果たし、休み始めた頃にはほとんど“空っぽ”な状態になっています。その状態で、勉強や進路など先のことを考えることはできません。でもその一方で、自分の将来への不安が積もり始め身動きが取れなくなっていきます。

私たちは、まずは学校に行かない選択をした子ども自身が認められ、安心して心のエネルギーを充電できる場所が必要だと考えています。
充電が少しずつたまってくると、子どもは自分の未来を考え動き始めます。

“ぽはっく”で大切にしている3つのこと

「心の休憩」

まずはゆっくりと心の疲れを癒す時間と空間。これにより「安心感」が生まれます

「自ら育つ力」

その子自身から生まれる“やってみたい”へのサポート。これにより「自己肯定感」が育ちます

「人との出会い」

多様な人の価値観に触れること。これにより「社会性」や「自我」を形成していきます

全体の間取り

キッチン

リビング

庭&大工コーナー

サンルーフ

テレビがある部屋

本がある部屋

外観

Instagramには日々の様子を掲載しています! https://www.instagram.com/pohac_codopany/

“ぽはっく”での過ごし方

“ぽはっく”には、決まったプログラムはありません。子ども一人ひとりが「やってみたい」と思ったことに取り組み、様々な体験活動から多様な学びを得ています。日常の生活では、お絵描きやテレビゲームなど、まったりと過ごすこともあれば、昼食やおやつづくりなどの調理活動、誰かの発案で公園や海、森などに出かけたりします。

毎月2回開かれる『子ども会議』では、様々な体験活動の計画や“ぽはっく”で過ごす約束ごとなど子ども一人ひとりが意見を出し合い決めています。
また、進路や就労の相談を受けながら学習サポートも行います。

日常生活

クリスマス会

子ども会議風景

お絵描き大会

学習

団らん風景

お菓子作り

粘土で工作

昼食づくり

野外活動

アスレチックへお出かけ

2泊3日の合宿

夏祭りにて露店を出店

体育館でスポーツ

水族館・動物園へお出かけ

SUP(マリンスポーツ)体験

釣り体験

山登り体験

➃ 利用までの流れ

まずはお電話ください。
☎ 070-2436-8517(10:00~18:00)

見学・面談予約
体験
登録手続き

子ども自身が自分に合う場所か考え、納得のいくまで無料体験ができます。
登録せずとも、『不登校』相談を受け付けていますので、まずはお気軽にご連絡ください。

利用概要・料金

住所 宮城県石巻市鹿妻南2-1-7
開所日 毎週 火曜日・木曜日・金曜日 (お盆、年末年始を除く)
開所時間 10:00~16:00
対象 小学1年生~18歳
料金 利用料:1,200 円/日、教材費:200 円/日(上限 600 円/月)
減免制度あり。面談時にご相談ください。

ぽはっくスタッフの紹介

ロッキー

『不登校』は悪いことではありません!自分のペースで、自分に合った方法で、様々な体験がきみを待っている!

けろ

不安な気持ちを抱え込まず、面談や見学だけでも良いので、気軽に来てくださいね。待ってまーす♪

わこう

親御さんもお子さんもいろいろな不安や葛藤を抱えていると思います。まずは「ほっ」と一息つきにいらしてください。ご相談もどうぞお気軽に(^^)

フリースクールぽはっく利用者の声

高1女子 ※子どもの声
ぽはっくを利用して、色んな友達ができて嬉しかったです。それと、ぽはっくに通っていたから外に出る抵抗が無く楽しく外で遊べました。家や学校で嫌なことがあっても、ぽはっくで気分転換できて、一人で思い詰めることが減りました。今は週2回から週3回に回数が増え、その分家にいる時間が減るし、みんなと会えるから嬉しいです。

高2女子 ※子どもの声
勉強や宿題、やりたくないことを無理にやらされないので、自分に合ったスピードで勉強などを進めることができました。
他にも、海や森など色々な場所にお出かけをし、普段の生活ではなかなかできない自然体験ができます。網地島で合宿をした時、童心に帰ってチャンバラをしたことが、私の一番の思い出です。

中3男子母 ※保護者の声
通い出してから、どんどん前向きになっていく息子!子どもが持ってる力や、個性、魅力を引き出してくれる。毎日行きたくなるところ、それがぽはっくです!

Q&A

Q1.子どもが学校に行かなくなりました。朝になると腹痛や頭痛をうったえますが昼には治ります。仮病なのでしょうか?
A:それは仮病ではありません。本当に体調が悪いのですが、学校を休めることが分かると体がそれを認識し治ってしまいます。これはかかっていたストレスが緩和されたからです。お子さんに身体症状が出たらSOSのサインですので、治ったことを追求せずに見守ってください。ただ、保護者にとってこれはとても難しいことなので、本会を含め専門機関に相談し助言を仰いでみることも必要だと思います。一人で抱え込まないでくださいね。

Q2:”ぽはっく“を利用すると出席扱いになりますか
A:出席扱いになるか否かは学校長判断となります。ぽはっくでは、お子さんの登録時に学校と話し合いをおこない学校長の意向を確認させていただいていますが、現在在籍している子どもの殆どが出席扱い(中学生は全員)となっています。

Q3:フリースクールに通っても子どもの将来が不安で、利用するか迷っています
A:保護者のみなさんが不安に思う気持ちはとてもよくわかります。フリースクールに通うことで学校に復帰できなくなるのではないか、そんな不安の声もよく耳にします。 お子さんの状況によりますが、お子さんがフリースクールに通うことを望むのであれば、まずは利用することをお勧めしています。自分の将来を考えない子はいないので、ぽはっくのスタッフがお子さんのペースに合わせたサポートをおこなっていきますので安心してください。 まずはご相談ください。

Q4:『不登校』の居場所がいろいろあって、どこを選んでいいのかわかりません
A:フリースクールの形態は様々なので迷われて当然だと思います。学校復帰を目的とした学習中心のフリースクールやオンライン上の学習・体験活動などありますが、一番大切なのは、お子さん自身がどこを利用したいか決めることで、そのために見学・体験が必要です。お子さん自身が決めることが大切です。 ぽはっくの特色は、『不登校』になるまで繰り返し葛藤し続けて、使い果たした心と身体をゆっくり休憩させてあげる「実家」のような場所です。学習ではなく、人との関わりや体験活動を必要とする子、昼夜逆転で家から出られない子が一歩踏み出してみようと思った時に向いている場所です。

Q4:減免の条件はありますか?
A:あります。基本的には非課税世帯を対象としていますが、それ以外でも減免対象になるケースがあるので面談時にお気軽にご相談ください。 ぽはっくでは、お子さんが利用したいと思っているのに、経済的理由で利用を断念されることはあってはならないと考えます。お子さんがぽはっくを利用し社会的自立ができることが最優先なので、利用料については一緒に考えていきましょう。

申し込み/不登校相談窓口

ぽはっく利用に関する相談・お申し込み、不登校相談は下記までお気軽にご連絡ください。
TEL : 070-2436-8517 (10:00~18:00)

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