「子どもの可能性を信じ続けることを大切にしています」フリースクールの現場から活動報告
みなさんこんにちは!
認定NPO法人こども∞感ぱにー(以降こどぱにー)のロッキーです。
2ヶ月前のフリースクールの記事では、子どもたちが“考えて行動すること”の大切さについて書かせていただきました。
前回のブログはコチラ↓↓↓
今回はフリースクールぽはっくにおける“子ども同士の関わり”と“安心して過ごせる居場所”について書かせていただきます!
フリースクールぽはっくを知り、見学に来る子どもたちは、一人ひとり様々な状態で来所します。初対面でも人見知りせずに喋ったり、自分の意見が言える子がいれば、能面のように表情がなかったり、全く喋れない子もいます。表情がないことや話せないことが悪いことだとは決して思っていません。初めて来る場所で緊張することは当然。人とコミュニケーションをとるのが苦手なことも一つの個性です。そういった子どもたちにとっても、安心して過ごし、心の休憩ができる居場所となることが大切だと考えています。
そもそも“安心して過ごせる居場所”とは何でしょう?
フリースクールぽはっくに初めて見学に来る子どもたちは、“親に連れられて来る”ことが多く、見学の前から「ここに行きたい!」と自分で選択する子どもは少ないです。上でも挙げたように、全く知らない場所に初めて行けば緊張します。その緊張が次第にほどけ、「過ごしていて楽しい」「ここで過ごしている時はなんとなく気持ちが楽になる」と思えるようになり、ありのままの自分で過ごせるようになった時、その子にとっての“安心して過ごせる居場所”になるのではないかと私は考えます。
話しは戻り…。
新しく登録した子が安心して過ごせるように、他の子に紹介をしたり、子ども同士を繋げるパイプ役になったりと、スタッフは子どもの様子をみながら環境づくりを行っています。しかし、どんなにスタッフが場を整えたり調整したりしても、子ども同士の関わりから生まれた自然なコミュニケーションに敵うものはありません。
今年に入ってから登録した中学生がいます。その子は週に1回来所するかしないかという頻度で利用していました。先日、その子よりも後から登録した小学生と一緒にポケモンGO(スマホゲーム)をするためにお出かけをしました。その二人はゲームを通して一気に打ち解けて仲良くなり、「自分はこのポケモンを捕まえた!」「すごい!これは強いね!」と、会話も大盛り上がり!それ以降、その中学生の来所頻度が上がり、今までは口にしなかった「また明日ね~」という言葉を帰り際に話すまでになりました。
こどぱにーのミッションの一つに『どんなときも子どもの可能性を信じる大人であり続けます』というものがあります。私たちは「この子とこの子が繋がったら仲良くなるかな?」といった想定はします。しかし、子どもたちには自分で関係性を築く力があるため、「スタッフの役割は子どもを繋げることではなく、子どもを信じて見守り続けることなんだな~」と実感した出来事でした^^
ロッキー
石巻のフリースクールぽはっく|Instagram
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