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子どもたちの選択

月に一度のお出かけデー。
6月は大崎市の感覚ミュージアムに行く予定でした。
当日、みんなでお出かけできることにワクワクしながらフリースクールに来た子どもたち。
そんな子どもたちに悲劇が襲いました。
なんと、クジラ号が使えずこのままではスタッフを含めると全員ではいけません!
しかしこの日の朝に修理屋さんに車があることをスタッフが見ていました。
ここで子どもたちに選択肢が生まれました。
スタッフを1人おいてお出かけするか、修理屋さんの営業時間まで待って、もしかしたらクジラ号でみんなで出かけられるかもしれない可能性に賭けるか。
子どもたちは「スタッフも含めみんなで行きたい」とみんなで出かけられる可能性に賭けました。
修理屋さんの営業時間になり確認してみるも、結局クジラ号は使えず・・・。
ここで再び子どもたちに選択肢が生まれました。
スタッフを1人おいてお出かけするか、今日はお出かけせずクジラ号が帰ってきたらみんなでお出かけするのか。
子どもたちはほとんど迷うことなく「みんなでおでかけする」を選びました。
この選択に、残されるはずだったスタッフの私は感動しました。
スタッフが「今日はお出かけするのやめようよ」と言ったわけでもなく、「このままだと1人いけなくなるんだけどどうしようか?」と子どもたちに相談したら、子どもたちが自分で考え、これからどうするかを自分たちで決めていました。
何かあった時に自分で考えて、自分で決定する。当たり前のように思えるけれど、これをちゃんと行うのは大人でもなかなか難しい。
そんな難しいことを子どもたちは平然とやっていました。
みんな一歩一歩成長しています!!!
その成長に一番感動しました!

(わこう)

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