活動ブログ

日々の活動を記録します

  1. HOME
  2. ブログ
  3. フリースクールぽはっく
  4. 「自分たちで考えて決める力」フリースクールの現場から活動報告

「自分たちで考えて決める力」フリースクールの現場から活動報告

みなさんこんにちは!
認定NPO法人こども∞感ぱにーの千葉(愛称:ロッキー)です。

前回のフリースクールの記事では、“子ども同士の関わり”と“安心して過ごせる居場所”について書かせていただきました。

▼前回のブログ
https://codopany.org/2024/02/02/20240202_freeschool/

今回は“自分たちで考えて決める力”について書かせていただきます!

フリースクールでは毎年、2泊3日の合宿を行っています。普段は火・木・金曜日の10時~16時の6時間、1週間で18時間という短い時間しか活動ができませんが、合宿では長い時間、みんなと一緒に過ごします。

また、合宿では石巻から飛び出し、いつもとは違う環境で他の子たちと共同生活を行います。食事作りをみんなでしたり、合宿中にどんなことをして過ごすのかなどのプログラムもみんなで決めます。

「みんなで決める」とは言いつつ、ここ数年は、合宿に向けた計画会議を開いても積極的に意見が交わされることは少なく、会議が全然進まないため、子どもたちの意見をもとに『最終的にはスタッフが計画を立てる』という流れになっていました。

子どもたちの「やってみたい」を実現させることに重きを置いてしまい、子どもたちが“自分たちで考えて計画を立てる”という機会を奪ってしまっていたのです。

計画を立てないと「やってみたい」が実現しないし…。でもお膳立てしすぎると子どもたちの学びの機会を奪ってしまうし…。というロッキーのリアルな苦悩です(笑)

スタッフとも話し合い、今年は子どもたちにある提案をしました。それは『合宿の計画を全て自分たちで立ててみる』というものです。もちろん全てを放り投げたわけではなく、「分からないことはスタッフも一緒に考える」が前提です。今年は子どもたちの“自分たちで考えて計画を立てる”という機会に重きを置くことにしました!

子どもたちに提案すると、「それでやってみよう!」と、意外にもあっさりとした回答(笑)
子どもの中で“合宿リーダー”が決まり、リーダーを中心に会議が進んでいきました!

「子どもだけでどこまで決められるかな…」とスタッフが(というよりロッキーが)不安になっていました。しかしそんな不安は不要でした!

子どもは“自分たちで考えて決める力”をもっており、自分で考えるのが苦手な子がいたとしても、周りの子たちがサポートすることで、少しずつ身に付けていくことができます。

合宿当日は、ずっとやりたいと話していたスノーボードや雪遊びをして過ごし、全身筋肉痛になりながらも満足気な顔で帰ってきました^^

フリースクール担当 千葉拓己(ロッキー)

寄付のお願い

私たちの活動は多くの方の寄付に支えられています。子どもたちの「いま」と「これから」をわたしたちと一緒に支えませんか。サポーターを大募集しています!
https://codopany.org/support/

関連記事