何もないけど、全部ある。新しい場所で開催スタートープレーパークわたのはー

今回のブログは、プレわた担当ちゃんゆみよりお届けします。

新しいプレーパークわたのは。始まりました！

9月6日。プレーパークわたのはは、新しい場所での歩みをはじめました。

まだ水道も電気もなくて、見渡せば「ほとんど何もない」場所。
でもそこには、田んぼの四季のうつろい、石巻線を走り抜ける電車のリズム、虫の声や風の匂い、そして子どもたちの心を揺さぶる自然があふれています。

ある日、やっとオープンして遊びに来てくれた子が、ふと「やっぱいいよな〜」とつぶやきました。
その言葉には、ここでしか味わえない安心感や自由さ、そして「何もないからこそ豊かに感じられるもの」が込められているように思います。

また別の日には、子どもたちが虫かごを手にやってきました。
クワガタやカマキリ、バッタ、てんとう虫の幼虫、鹿の足跡など、実はたくさんの生き物もたくさん遊びにきています。
ある子がカマキリとバッタを同じ虫かごに入れたとき、目の前でカマキリがバッタを食べはじめ、子どもたちは目を丸くして驚いていました。
「自然ってすごい」「生きものってこうなんだ」と、遊びの中で“本物”に出会う瞬間です。

ここは、ゼロからつくりあげていける場所。
何かをしてもしなくても、そのままの自分でいられる安心感。
「なんかいいな〜」って、言葉ではうまく説明できない心地よさ。
そんな空気が流れています。

これから、この空間をどう育てていくかは、関わってくださる一人ひとりの思いにゆだねられています。
遊びに来ることも、ただ見守ることも、アイデアを出すことも、応援することも。
どんな関わり方も、この場所を少しずつ形づくる大切な力になります。

新しいプレーパークわたのは。
ここからまた、ゼロからの物語が始まります。
一緒に、この居場所を育てていただけたらうれしいです。

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プレーパーク移転をきっかけに、新しい仲間を募集しています。
関わり方は自由。DIY・こどもと遊ぶ・ごはんをつくる・見守る・聞く・つながる……
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