「私にとってプレーパークとは?」2011年と今。
こんにちは、こどぱにースタッフです。
今回は前回に引き続き、東日本大震災から活動を開始した私たちの活動を振り返っていきます。
2011年9月に「黄金浜ちびっこあそび場」からスタートしたプレーパーク。震災後の瓦礫だらけだった黄金浜を更地に整備し、地域の人たちと一緒に子ども達が遊べる場所を作りました。
その時からプレーパークに遊びに来ていたAちゃんに、当時を振り返りながらインタビューしてみました。
【10年前の写真を見てどう思った?】
当時は、あそび場の周りに何もなかったんだなぁって思う。うまく言葉にできないけど、今の整った環境と比べると、思うところがあるね。この時は、安全に思いっきり遊べる場所ってなかったなぁ。
【プレーパークってどんな場所?】
「友だちがいるところ」かなぁ。ここに来たら友だちがいて、遊ぶ場所も物もあって、遊んでくれる人がいた。今は、疲れた時に相談に来たり、勉強を教えてもらったりしてる。あと、小さい子が可愛くてたまに来てる。近所のおばあちゃんみないな感じかも(笑)
【スタッフはどんな存在?】
スタッフだと思ってなかったよ!やりたいことを一緒にやってくれる友だちだった。今は、勉強を教えてもらう時もあるから、真面目な時と遊ぶ時で使いわけてるかも。大人だけど子どもみたいな、変な人がたくさんいたよね。
【印象的だった遊びは?】
・スタッフにブランコをめっちゃ押してもらったこと
・友だちと作った、とびきり長いシロツメクサの輪っか
・学校の先生へのモヤモヤを、友だちが真剣に聞いてくれたこと。そのモヤモヤを先生に直接伝えられたこと。
小学生だったAちゃんは、現在大学生になりました。将来の夢は、パフォーマー&子どもに関わる職業に就きたいとのこと。プレーパークでたくさん遊び、挑戦してきた経験を活かして、これから自分らしい人生を歩んでほしいですね。
プレーパークは、子どもも大人も関係なく「やってみたい!」を大切にする場所。自分の考えで挑戦し、自分の責任で遊べる場所です。学校や公園ではできないことがプレーパークではできる、例えそれが上手くいかなくても、ひとつの経験として学ぶことができます。
Aちゃんのように、高校生になっても遊びに来てくれる先輩がいるからこそ、子ども達は様々な地域の人たちと関わり成長していくことができます。
プレーパークは、子どもだけでなく、大人も立ち寄れる場所です。それぞれの「やってみたい!」を実現できるだけでなく、赤ちゃんからお年寄りまで、みんなにとってホッとできる居場所として、これからもあり続けたいと思っています。
▼プレーパークに行ってみる
https://codopany.org/playpark/
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