「そこにあり、誰かいる居場所」プレーパークの現場からの報告⑤
みなさん、こんにちは!認定NPO法人こども∞感ぱにー(以降こどぱにー)の佐藤(通称わこう)です!
こどぱにーでは現在来年度のプレーパーク活動を継続するために、「みやチャレ」という寄付キャンペーンに挑戦しています。2月末でチャレンジ締め切りとなりますので、応援よろしくお願いします!
▼みやチャレ寄付キャンペーンページはこちら!
https://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org07
さて、今回は、私たちプレイワーカーが感じていることを読んでいるみなさまにも伝わることを願い、子どもたちとのエピソードを書いていきます。
今週の水曜日に行った「プレーパークひがこー」は、あいにくの雨模様で子どもはそんなに来ませんでした。
そんななか傘を差しながらやってきた小学生に「よく来たね~」と言うと、「私は雨でもなんでもここに来るぜ!」との返事。どうして?と聞くと、「ここに来れば誰かはいるから!あとお菓子を焼きたい!」そう答え、その日はたき火で暖をとりながらお菓子を焼いたり、替え歌をうたってお互いに大爆笑をしながら遊びました。
「ここに来れば誰かがいる」
当たり前のようで今は意外と難しいことなのかもしれません。
石巻は地域柄、登下校が車の子も少なくありません。そうなると子ども同士一緒に帰りながら話すこともできません。放課後には習い事や塾があって、なかなかお互いの予定が合わないこともあります。
また、SNSやゲームの発達によりわざわざ一緒の場所に集まらなくても遊べたり、話ができるようになりました。だからこそ、集まるには子ども同士で調整をしなくてはいけないし、集まる理由が何か必要になってしまった感覚があります。
そんななか、毎週水曜日に開催している「プレーパークひがこー」は、「今日ひがこーだから行こうぜ!」と一つ子どもが集まる理由になっていたり、そうでなくとも帰り際や帰宅後にふらっとよってスタッフや他の子どもと遊んで行ったり。子ども同士での調整や、集まる理由を考えなくても本当に気軽に集まり、気軽に遊べる場所になっています。
ここにくれば誰かがいる。そして話を聞いてくれる、一緒に遊んでくれる、受け入れてくれる。そんな安心感が子どもの「遊ぼう!」と思う気持ちを支えています。だからこそ、プレーパークを継続的に開催していることそのものに意味があり、そこに誰かがいるというだけで意味があるのだと思います。
私たちは、子どもが「安心して気軽に遊びに来られる居場所」として、これからもあり続けたいと思います。
改めてにはなりますが、そのためにも活動継続を続けていくために寄付へのご協力をお願いします。2月末が締め切りになります。どうぞよろしくお願いいたします。
https://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org07
(わこう)