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「ひがこー焚き火と見守りの目」プレーパークの現場から活動報告

みなさん、こんにちは!
こどぱにースタッフの勝又(かっちゃん)です。

今回は、寒くなってきたひがこーでの出来事をお伝えします!
ひがこーでは毎週のように焚火をしているのですが、最近では家から食べ物を持ってきて焼いている子もいます。

自宅から卵を持ってきた3人の子どもが「目玉焼きをつくる!」と火をおこしました。
卵を焼いていると、1人が「箸がない!」と気づきます。
どうするのかなと近くで見守っていると、その子はナタで薪を細く割り即席の箸を作りました。
他の2人も持ってきたみかんを先に食べ、その皮をスプーンのように使い上手に卵を食べています。

工夫しながら目玉焼きを食べる子どもたちを見て、『遊び』が育む子どもの力はすごいものだな~と思いました。

もちろん、子どもが“火を扱う”ことを怖いと思う方もいらっしゃると思います。
実際に「子どもが焚き火をして大丈夫?」と心配していただくこともあります。

火に限らず、大工道具や転がっている石でさえも扱い方によっては危険なものになります。
しかし、一番危険なのは“何が危険なのかを知らない”ことだと思います。

プレーパークでは『危険だからやっちゃダメ』ではなく、『ここが危険だから気をつけて扱ってね』と伝えます。
何が危険なのか、それがおきたらどうなるのかを知ると、子どもは気をつけます。
もちろん、いくら気をつけても上手くいかないことはあります。
しかし、子どもはその失敗を通して「次はこうしてみよう」と自分で考え、成長していきます。

私たちプレーワーカーは子どもが安心して成長できるように、遊びの中に潜む危険性やもしもの時の応急手当を学び、見守りを行っています。

最近は公園に様々なルール看板が立ち、子どもの声が騒音問題になるなど、子どもが安心して成長できる場所が減ってきています。
だからこそ、そのような場所をつくり続けていく必要があると、私たちは思っています。

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