天国からの贈り物
先日、弁護士事務所から封書が届きました。
「えっ?なにかやらかした?」と焦りながら封をあけると『遺贈寄付』の通達でした。
闘病生活をしていた東日本大震災のボランティア仲間に会いに年末上京し、短い時間でしたが一緒に思い出話をしたのを最後に、今年の始め彼は亡くなりました。
ボランティア時代、私が活動を終えて夜遅くにベースに帰ると、いつも彼は“黒霧島”を飲みながら「お疲れさん、まぁ一杯飲みなよ」といって焼酎を差しだしてくれました。
こどぱにーを立ち上げた後も、3.11には石巻を訪れ、いつも私の家に泊まって“黒霧島”を飲んだものです。ずーっとこどぱにーを、マンスリーサポーターとして応援してくれた人でもあります。
そんな彼が最後にこどぱにーに届けたのが『遺贈寄付』。
こんなに想ってくれていたこと、忘れないでいてくれたこと、最後の贈り物として遺書に書き記してくれたこと全部が驚きだし、こんな嬉しいことはないなって思います。
こどぱにーは認定NPO法人なので、相続又は遺贈により財産を取得した人がその法人に寄付した場合、相続税の課税対象になりません。
今回は、この制度にあたるものではありませんが、初めての『遺贈寄付』に「天国にいっても応援してくれるなんて彼らしいなぁ」と温かい気持ちにさせてもらいました。
ありがど。
子どもたちのために大切に使わせてもらうね。
けろ
遺贈寄付とは(内閣府HP)
https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-yuuguu/kojinsouzoku-kifu
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