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「プレわたの日常的な遊びについて」プレーパークの現場から活動報告

みなさん、こんにちは!
スタッフの勝又(かっちゃん)です。

こどぱにーでは現在、来年度のプレーパーク活動を継続するためにみやチャレという寄付チャレンジに猛烈挑戦しています。2月末までのチャレンジ期間となりますので、猛烈に応援よろしくお願いします!!

▼みやちゃれ寄付ページ
https://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org07

さて、今回は2月17日(土)にプレーパークわたのはで遊んでいた子どもの様子をお伝えできればと思います。

プレわたの倉庫の中には漁網で作ったハンモックが入っており、晴れた日には子ども達がハンモックの上で日向ぼっこをしたり、揺れを楽しんだりしています。

2月17日もハンモックに乗るのが好きな姉妹から「かっちゃん! ハンモックを強く押して!」と言われたので周りに石が落ちていないことやロープが柱にしっかり結ばれていることを確認してからハンモックを押していました。

押すたびに騒ぎながら楽しんている子どもたちをみて、この遊びの魅力は何だろう?と考えました。

その様子から「ハンモックから落ちたら怖い」という緊張感と「落ちなくて良かった」という安心感の繰り返しがハンモック遊びの喜びに繋がっているのかなと想像します。それはちょっとしたジェットコースターのようです。

プレわたのハンモックは大人からみればただのハンモックですが、子どもにとっては特別な日ではなくても、毎週乗れるジェットコースターになっているのだなと思います。

プレーパークは普通の公園と違い「用意されたわかりやすい遊具」はありません。工夫次第で日常の中に遊びを生み出し、その遊びを保障する場所として存在しています。

例えば、私たちプレイワーカー(プレイパークを管理する大人)はリスクとハザードを見極めて運営を行なっています。リスクとは子どもが自ら認識している危険のことで、今回の例では「ハンモックから落ちる」があたります。一方でハザードとは、子どもが認識していない危険になり、今回の例では「ハンモックの下の石、ロープのゆるみ」が該当します。

「危ないからそれはダメだ」「怪我をしたらどうするのか」と禁止や制限をすることは簡単ですが、それでは子どもの『やってみたい』が一方的に阻害される可能性があります。プレイワーカーはハザードを除去した上で、リスクをどこまで許容できるかを常に考えることにより、子どもの遊びの保障を実現しています。

こうしたプレイワーカーの判断は一朝一夕で身につくものではなく、継続した場の運営が前提で培われていきます。これまで積み重ねてきたものを、未来へつなげていくためにも、このプレーパークわたのはを地域や子どもと共に継続していきたいです。

改めてになりますが、この活動継続にはみなさんからの寄付が必要です。私たちの活動に少しでも共感いただけたら、みやぎチャレンジプロジェクトの寄付キャンペーンにご協力をお願いいたします!
https://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org07

プレーパーク担当
勝又大海(かっちゃん)

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