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能登半島での活動報告

みなさん、こんにちは!こどぱにースタッフです。
本日は先日能登半島の視察を実施してきましたので、その活動報告を代表の田中が綴りました。生で見て、感じたものをそのまま文章にしています。

== 活動報告 =========

能登半島地震に3日間で行ってきました。
メンバーは、こどぱにースタッフ3人と“未来へ、いのちをつなぐ石巻の会“から1人の4人。

今回の目的は、被害状況を自分の目で確認することです。こどぱにーの子どもを含め、団体としてできることがあるのか…そのニーズを知るためでした。

【1日目】

・石巻で子ども支援をやってきた仲間で今、金沢在住の友人に、石川県の中間支援組織“公益財団法人ほくりくみらい財団“を繋いでもらい、能登の子ども支援団体を紹介してもらう
・避難生活でこの1ヶ月間、離れ離れになり、金沢への集団避難で再会した高校生の居場所を行っている人の話を聞く

【2日目】

・輪島市、珠洲、能登町、穴水町それぞれの街をまわる
・ワールドヴィジョンジャパンの現地入りスタッフから支援状況やニーズを聞かせてもらう

【3日目】

・岐阜でフリースクールを開催している代表と、能登半島支援の今後についてシェア
・七尾市のフリースクール代表と今後の子ども支援について話を聴かせてもらう
・能登島の地域づくり協議会の人から被災状況を現在とこれからの活動について話を聴かせてもらう

断水が続いている地区も多く、日常の生活から避難生活を強いられている住民の方達に、住民さんに会わずに帰ってきました。

石巻という遠く離れている私が、未来に不安を抱えている住民さんに、たった3日間視察で訪ねた私たちが、ねぎらいの言葉を発しても、未来の話を聞いても、ニーズを聞いても、中途半端な回答しかできないと思ったし、上部だけの言葉になりそうだったからです。無責任な言葉を発せないという気持ちの方が先行しました。

東日本大震災のボランティア時代は、長期でサポートに入ると決めた時から被災した人たちの気持ちに寄り添える気がしたけど…
全容を知るには時間が足りなすましたが、東日本大震災のボランティア時代のチームやその後出会った子ども支援の仲間たちが複数石川入りしているから、これからも引き続き連絡を取り合って、私たちになにができるか考えていこうと思ってます。

【寄付先】
1月中旬に石巻で子どもたちと開催した街頭募金額約13万円は、七尾市でフリースクールを学童クラブを実施している任意団体“こどもがまんなか“さんにお渡ししました。

建物が被災しているけど、自分たちで直しながら、子どもが集える居場所プレーパークをやりたいと思っている方たちで、プレーパークのつくり方も少しアドバイスさせていただき、「私たちにもできるんですね。モヤモヤがスッキリしました」を言ってもらえました。

ほんの少し役に立ったかな〜
私にできることならお手伝いしたいし、石巻の子どもともいっしょに考えていこうと思います。

▼石川県公式の能登半島地震に係る災害義援金の受付窓口になります
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/suitou/gienkinr0601.html

#能登地震 #災害支援 #子ども支援

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