活動ブログ

日々の活動を記録します

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 代表のコラム
  4. 不登校支援「官民連携」で感じた これまでとは違う空気感

不登校支援「官民連携」で感じた これまでとは違う空気感

私たちは2019年から宮城県内の『不登校』の居場所活動をおこなう支援団体でネットワークを組んで活動しています。ネットワーク名は「多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク」。通称は”みやネット”です。この会の目的は「教育機会確保法の理念を基に、宮城県内の民間の団体・教育委員会・行政などのネットワークを構築し、子どもが選択できる多様な居場所が保障される地域社会をつくること」になります。これまでもシンポジウムやアンケート調査、県内の居場所マップ作成・配布などの活動をしてきました。

2020年には宮城県知事に対し、

(1) 官民協働の勉強会の開催
(2) 不登校対策を推進するための官民合同の協議会設立
(3) 『不登校』児童生徒と保護者が主体とするアンケート調査
(4) 民間団体が継続的な支援をおこなうための公的支援

などを記載した要望書も提出しました。

これまで、宮城県教育委員会ともさまざまな会議で対話をしてきました。最近では、今年の5月に宮城県議会の中島県議、畠山県議の取り計らいで宮城県の義務教育課とみやネット合同の懇談会が開かれ、出席をしてきました。この会では私たちから見えている当事者の子どもや保護者の声、課題について伝えてきましたが、これまでの懇談会や意見交換会とは少し違う空気を感じました。

ここ数年、『官民が連携し…』とうたわれ始めましたが、子どもを真ん中において必要なサポートを考えた時、そこには支援者同士の“信頼関係”がなければ連携は成立しないと思っています。信頼関係がなければ、官民互いに大切な子どもを任せられないと考えているからです。その信頼関係が形になりそうな…そんな空気を感じます。

子どもの一年間は、大人の一年間と全く違い、多くのことを学び吸収する貴重な時間です。だから、一日も早く『不登校』であることで悩み苦しむ子どもをなくしたいです。そのためには学校教育の見直しや、学びの選択肢が増えるなどいろいろなことが進化しないといけないと考えています。こどぱにーのフリースクールの子ども達と過ごしていると特にそう感じますし、焦ってしまう自分がいます。

だからこそ、『不登校』の根本的な解決に向けて、ますます動いていきますよ~。

けろけろ

みやネットのホームページ

https://tmiyanet.wixsite.com/mysite

こどぱにーのフリースクールを見てみる

https://codopany.org/guide/

寄付のお願い

私たちの活動は多くの方の寄付に支えられています。子どもたちの「いま」と「これから」をわたしたちと一緒に支えませんか。みなさまからのご寄附をお願いいたします。
https://codopany.org/support/

関連記事