活動ブログ

日々の活動を記録します

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 代表のコラム
  4. 『すべてが糧に』 代表からのメッセージ
すべてが糧に

『すべてが糧に』 代表からのメッセージ

私事ですが、8月4日に55歳の誕生日を迎えました。
社会に出て34年目になりますが、私がこれまで就いた仕事は様々です。
短大卒業と同時に保育士の免許を取得しましたが、約3年間一般企業で営業職に就きました。でも短大時代に実習で訪れた母子生活支援施設での体験が忘れられず、一般企業から母子生活支援施設へ非常勤として転職。でも子どもと関わる時間が少ないことから児童養護施設で会計業務と兼務で子どもの生活支援を7年半させていただきました。
その後、海に潜り海洋生物を知ることに興味を持っていた私は、施設の子どもを海の世界に連れ出したいと思ったのと同時に、海の環境を未来に残す職業に就きたいと思い、都内のNPO法人に移籍。施設の子ども達を海のキャンプに連れ出す企画や環境教育プログラムに携わりました。
その団体に5年務めた頃、やはり子どもに関わる仕事に就きたくて里親制度に関心をもち、その準備のために小笠原諸島を訪れた後、長野県のNPO法人である寄宿生フリースクールに務め、東日本大震災発災まで在籍していました。

営業、会計業務、環境教育プログラムの立案・実施、子どもと寝食を共にする生活…
特に、誰一人として同じケースはない様々な境遇の子どもとの出会いは、決してマニュアル化できない私の「経験値」という財産になっています。

そして、これまで就いてきた仕事すべてが今のこども∞感ぱにーの設立と運営に生かされていると感じています。

児童養護施設時代の会計業務は、正直私には向いていなくて「子どもを担当させてください」と年度が替わるたびに施設長に泣きながら頼んだものです。でもだめでした。
その会計業務が今、法人設立と運営に生かされています。
たまに思います。「これまで就いた仕事は、こどぱにーを設立するためだったのかな」と。どんな仕事も無駄なことはないし、自分自身の糧になることを身をもって学ばせてもらったのかもしれません。

子ども達はこれから広い社会に出ていきます。
そこにどんな仕事があるのか知らないまま、何をしたいのか手探りの状態で恐る恐る飛び出す子もいます。
社会にでてから「自分のやりたい仕事はこれではない」と思った時は何度でも軌道修正すればいいと思っています。
だから、悩んで訪れる子どもにはいつも、何一つ無駄なことはないと伝えています。

代表 田中

クラウドファンディングに挑戦しています🔥

フリースクールの活動に必要な「大きな車」を購入するためのクラウドファンディングに挑戦しています。
https://codopany.org/2023/07/18/crowdfunding/

寄付のお願い🙇‍♀️

私たちの活動は多くの方の寄付に支えられています。子どもたちの「いま」と「これから」をわたしたちと一緒に支えませんか。みなさまからのご寄附をお願いいたします。
https://codopany.org/support/

関連記事