子どもの焚き火実験🔥
最近ようやく少しずつ暖かくなり、春の訪れが感じられるようになってきました。
しかし、2月の石巻は風が強く、気温も低かったので、体感温度はマイナスなんじゃないかってくらい寒かった。
そこで大活躍するのが焚き火🔥
そんな焚き火で「実験をしたい」という子どもが現れました。
(※恥ずかしいから顔は写さないでと団扇で顔を隠しています。。。)
実験内容は「絶対に火がつく薪の組み方」
長年プレわたに来ているこの子は、焚き火の度になかなか火がつかずにやきもきしている友達の姿(自分も含めて)を見て、「どうやったら誰でも簡単に火をつけることができるのだろう?」と考えたそうです。
仮説は「山型に組む」。細い薪を見つけ、山型に組んで火種の紙を木の下に入れる。
(※イメージこんな組み方です。組んでる写真取り忘れちゃいました。)
実際に火をつけてみると、紙にうまく着火し、このまま木に燃え移れば1発目で成功か!?というところで火種の火が消えてしまい、一回目はうまくいかず。
そこで、次にその子どもは「組み方は変えずに、火種の紙の量を2倍にする」という仮説を立てて2回目の実験。
すると火種の燃焼時間が延び、2回目にして実験は成功!子どもは「2回目で成功するとか俺天才じゃね!」と大喜び!
しかし、喜んでいるのと同時にその表情は少し複雑そう。。。
どうしたの?と聞くと、「もっと試行錯誤したかったのに2回目で成功しちゃってつまらない」と。
それなら違う「絶対に火がつく薪の組み方」を探してみようぜとその子に提案。
そこでその子が編み出した2つめの組み方がこちら!名付けて「キャンプファイヤー型」!!
実際にキャンプファイヤーをやったことはないけれど見たことはあって、その組み方ならできるんじゃないかと実験の結果編み出していました!
しかも山型に組むよりも空気が入りやすいから火力も強くなりやすいという発見も。
薪を組むのと、炎が強くなるのがその子は楽しくて楽しくて。
薪を組んでは火をつけて、燃やしきったらまた薪を組んで火をつけて。結局3回もキャンプファイヤーを楽しんでいました!
期せずしての2ヶ月連続でブログの内容が子どもの実験に。
それくらいプレーパークわたのはでは子どもたちの「実験」が日々行われているのです。
試してみて、うまくいかなくて、またやってみて。
うまくいかなくたって失敗じゃない。答えだって1つじゃない。だって「実験」なんだから。
さて、次は何の「実験」がはじまるかな~♪
(わこう)