活動ブログ

日々の活動を記録します

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 代表のコラム
  4. [こどぱにーの日] 学ぶ権利の保障

[こどぱにーの日] 学ぶ権利の保障

毎月8日はこどぱにーの日です(昨年から勝手に決めました(笑))
日頃こどぱにーを応援して下さるみなさまに感謝の気持ちを込めて活動を紹介する日です。
皆さまからのご支援が、子どもの育ちにどのように役立っているか、子どもの声や私たちから見た成長をご紹介させていただきます。

ここ数週間で、ぽはっくの登録が8名増えました。ほとんどの子が通常学級でみんなと同じことをして過ごすのが苦しくなり学校に行かないことを選択しました。
ぽはっくの定員は10名ですが、現在1.5倍を超え、居場所を必要としている子どもが多いこと、それを求める保護者が多いことを実感しています。

私は『不登校』という言葉が好きではありません。
学校に通えなくなっただけで、学びたくても学べない『子どもの学ぶ権利』が保障されない上に、登校できないその子を否定する言葉だからです。

では、『学ぶ』とはなんでしょう
学びは机上の学習だけでなく、むしろ日常生活や遊びのなかにもたくさん存在します。
例えば、虫に興味がある子どもは、何時間も虫探しに夢中になり、初めて出会う虫は図鑑で調べその生態や社会行動を自ら調べ、その知識を吸収します。
その子の学年では習わない漢字をすらすら読んでしまう子を私は何人も知っています。

先日、ぽはっくでは、小学校低学年4人の秘密基地づくりが始まりました。
初めてインパクトドライバーの使い方を学び、90mmのビスを真っ直ぐ打ち込む子どもの顔は真剣そのものです。
90㎝四方ほどの小さな小さな秘密基地。

ここに4人は入らないだろうな…と大人の私は知っています。
でもそんなこと関係ないんですよね。
秘密基地ができたらそこで過ごしたい、ご飯食べたい、遊びたいそのワクワク感で子どもは育っていくのだから。
教室では、他の子どもとうまくコミュニケーションが取れない子も、みんなでワイワイ楽しそうに過ごし、小さな秘密基地をつくるプロセスに『学び』はあふれています。

この学びが保障されている場所はまだ決して多くありません。
だからこそこどぱにーでは、子どもの可能性を信じ、ありのままの子どもを受けとめる存在でい続けたいと考えています。
皆さまのご理解と、温かい支援に感謝申し上げます。

寄付のお願い

私たちの活動は多くの方の寄付に支えられています。子どもたちの「いま」と「これから」をわたしたちと一緒に支えませんか?毎月300円から支援ができる継続サポーターを大募集しています!

毎月300円コース
https://buy.stripe.com/cN2g17crn0wm3f24gh

毎月1,000円コース
https://buy.stripe.com/9AQaGNbnjgvk9DqaEG

毎月3,000円コース
https://buy.stripe.com/5kA4ipbnjenc6re147

毎月5,000円コース
https://buy.stripe.com/fZe2ah62Zbb0bLy3cg

関連記事