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荒木裕美氏と田中雅子が『子どもの第三の居場所』をテーマに対談

2023年はこども∞感ぱにー創立10周年です。その企画の一つとして8月8日に荒木裕美氏と『子どもの第三の居場所』をテーマに対談しました。毎月8日は、こども∞(むげん)感ぱにーの『∞』にかけて、“こどぱにーの日”と決めたのでこの日に実施しました。当日の模様を振り返ります。

荒木裕美プロフィール
石巻市 子どもセンターらいつ 館長 / NPO法人ベビースマイル石巻 代表理事
東日本大震災直後に当事者が中心になり子育て支援団体「NPO法人ベビースマイル石巻」を立ち上げ活動。2018年より「いしのまき子どもセンターコンソーシアム」を立ち上げ児童館の指定管理運営を行い、子ども子育て支援の実践を行う。2023年よりこども家庭審議会こどもの居場所部会 臨時委員に就任。

荒木裕美さんとは2014年頃に子どもの権利条約のプレイベントで出会い、それ以来子ども支援団体の代表同士、時には相談役、時には子ども支援について語りあってきた仲間だと思っています。

約1時間の対談で出た話には

・利用している人はそこを『居場所』と思っていないこと。
・『居場所』という言葉は大人が勝手につくったもので、定義づけられるものではないのではないか
・地域にある八百屋だって駄菓子屋だって、近所の面白いおじちゃんの家だって、その子が「居たい」と思えば『居場所』になる
・大人がつくる公共施設の『居場所』だけでなく地域のどこでも『居場所』になる可能性はある。選択肢が多いことが大切
・『居場所』で大切なのは“場”+“人”。この両方が備わらないと私たちが理想とする『居場所』ではない

そしてこれから私たちがやることは、子どもの意見を聞きながら“場”をつくり“人”を育てていくこと(少々偉そうでごめんなさい)

どうして私たちは(全国にもたくさんいますが)この子どもの居場所をつくる活動をしているんでしょう?その原動力はどこにあるんでしょうね?

私の場合は「目の前に子どもがいるから。ほっといてをほっとけない」本能のようなものだと思っています。虐待を受けてきた子が泣きながら駆け込んできたから。迎えに来ると言って何年も来ない親を待ち続けた子どもを知っているから。いつも一人でご飯を食べている子どもを知っているから…子どもが「誰かに聞いてほしい」と思った時にふと私たちの顔が思い浮かべばいいのかな。そんな想いで活動を続けているのだと思います。

YouTubeでこの対談を視聴することができるので、もしよかったらご覧ください

注:音声不備のため、開始から5分程度音が聞こえません。申し訳ありません

田中雅子

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