【特集】こどぱにーの10年間を振り返る

こんにちは。こどぱにースタッフです。
今年も3月11日が過ぎました。東日本大震災をきっかけに活動を開始した私たちにとっても、この時期は当時を思い出すとても重要な日になります。今回は改めて私たちの活動の軌跡を年表形式でご紹介します。

【こどぱにー年表】
2011年9月：震災で瓦礫だらけだった石巻市渡波黄金浜に、黄金浜ちびっこあそび場（現在のプレーパークわたのは）を子どもや地域の人たちと一緒に作る
2013年1月：こどぱにー任意団体設立
2013年5月：石巻市鹿妻地区の子どもからの暑い要望を受け、プレーパークひがこー開始

2013年6月：室内でゆっくり遊びたいという声に答え、室内あそび場よっこより開始（2016年5月終了）
2013年7月：未就学児あそび場開始（2022年3月終了）
2014年3月：月2回、大森仮設団地へ出張プレーパークを開催（2018年8月終了）
2014年4月：気軽に相談できる窓口がないという声から、子育て相談事業開始
2015年8月：任意団体からNPO法人へ
2015年12月：冬や雨でも遊べる建物が欲しいという子どもたちの要望から、黄金浜ちびっこあそび場に建物が完成
2016年6月：石巻東部地区で初の、不登校の子たちが通えるフリースクールぽはっく開始

2017年6月：もっと居場所が欲しいという子どもたちの声を実現するため、石巻のプレーパークと子どもの遊びを考える会を設立
2018年10月：プレーパーク講座開催
2019年1月：石巻市内各地に子どもの居場所を増やすため、新規プレーパークサポート開始
2019年4月：県内の不登校支援団体とともに、多様な学びを共に考える・みやぎネットワーク共同設立
2019年5月：地域の子どもは地域で見守り育てるが合言葉、渡中学区WWI設立
2020年4月：黄金浜ちびっこあそび場から、プレーパークわたのはに名称変更
2021年5月：まずは石巻から「不登校」ということばをなくしたいネットワーク設立
2021年6月：認定NPO法人取得
2021年10月：不登校の子を持つ親の会を開催
2022年10月：石巻市渡波児童クラブ受託（2023年4月より開始）
2023年：創立10周年を迎える

・・・震災直後、子どものあそび場どころか何もなかったところに、子どもたちが安心して思いっきり遊べる場所を作る、子どもたちの居場所を作ることからはじまり、今もこうして活動を続けています。ここまでスタッフだけでなく地域の子ども・人たちと一緒に走り続けてきたこの12年間。当時、プレーパークに遊びにきていた小学3年生は、現在大学生となりました。もうそんなに大きくなったのか！と、月日が経つ早さを実感します。

こどぱにーはこれからも、地域に根を降ろし、子どもたちの声を聴きながら活動を続けていきます。そして、みなさまと共に”子どもの笑顔が地域のなかで育まれるまち”を作っていきたいと願っています。これからもよろしくお願いいたします！

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