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子どもたちの『自分で考え、実行する力』を信じています

みなさん、年末にこんにちは!認定NPO法人こども∞感ぱにー(以降こどぱにー)の佐藤です!子どもたちからは“わこう”と呼ばれています。

プレーパ-クの現場から活動報告として、現場のエピソードやそこでこどぱにーやスタッフが大事にしていること、考えていることをお伝えできればと思います。

前回はこちら↓
https://codopany.org/2023/10/27/playpark_2/

今回は子ども企画のお話をしようと思います。
プレーパークわたのはでは、11月に秋祭り、12月にクリスマス会が開催されました。
秋祭りでは子ども企画として「子ども出店」と「子どもイベント」が、クリスマス会ではそもそもの企画・運営を子どもが全て行いました。
子どもたちが「やってみたい」と思ったことを、子どもたちでやってみる子ども企画。
その準備ももちろん子どもたちが行います。

11月25日に行われた秋祭り。
子ども企画の話を子どもたちとしたのは10月の下旬で、11月頭から子ども出店の準備がスタートしました!
そこからの週末は出店をつくったり、秋祭りの飾り付けが順調に開始!…とはならず、結局1週間前までにお店の準備をした子どもは5人中1人だけ。「ほかの4人は本当に間に合うのだろうか・・・」と不安にもなります。「お店大丈夫?」と聞くと「大丈夫、大丈夫。」とわこうの不安もよそに、いつも通りに遊ぶ子どもたちでした。
そして秋祭り開催前日のプレーパーク。意を決したかのように「さて、お店つくるか!」と子どもたちは準備を始めました。周りにいた友達も「一緒にやろうぜ!」と巻き込んでつくっていく。柱を立て、壁をはっていると「俺ここにカウンターつくってもいい?」なんてお手伝いの子どもから提案がありグレードが上がっていく。最終的に出店開催前にそれぞれが思い思いのお店をつくり、子ども出店、ひいては秋祭りは大成功を収めました。

大人から見て「これうまくいかないかもな」と思う、子どもの行動。
それでも、子どもは大人とは違う視点や捉え方で自分なりに考えて行動しています。秋祭りでいくと、「本当に準備終わるのかな?」「ちゃんと当日お見せできるのかな?」といった不安を見ている大人は抱くかもしれません。実際は、子どもたちなりに考え、計画を立て、準備をし大成功を収めています。子どもたちの直前の追い込み力には目を見張るものがあります。
だからこそ、私たちは子どもの「自分で考え、実行する力」を信じています。もちろんうまくできないこともあります。ですが、うまくいかないことは悪いことではありません。うまくいかなかったときに「どうしようか?」を考えることもとても大切な経験です。
そして、どうしたらいいか分からなくなることもあります。そんなときに子どもに寄り添い「どうしようね?」「あなたはどうしたい?」を一緒に考える。それこそが大人の役割であり、私たちプレーワーカーの1つの役目だと思っています。

というわけで、今年一年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします!

(わこう)

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