NEWS

毎月行われるイベントの案内です

  1. HOME
  2. NEWS
  3. 【こどぱにー通信】だんごむし 新春号Vol.45

【こどぱにー通信】
だんごむし 新春号Vol.45

目次

〇代表のコラム
「あーだこーだの過程・工程・プロセス」(けろ)
〇新年のご挨拶
「2025年スタッフからのご挨拶」
〇フリースクールぽはっく
「意外な一面がみられた日」(ロッキー)
「『久しぶり』の関係性」(ロッキー)
〇ピカリこらむ
「其の11:『不登校』という魔法の言葉」(けろ)
〇放課後児童クラブ
「大人も一緒に遊ぶと・・・」(もっちゃん)
〇プレーパークわたのは/ひがこー
「第一回SASUKE大会」(かっちゃん)
「焚き火と見守りの目」(かっちゃん)
〇新スタッフ紹介
「野津 裕二郎(ゆうじろう)」
「今野 由美(ちゃんゆみ)」
〇ごちゃまぜプロジェクト
「其の3:『いろいろ』あるから面白い」(けろ)
〇ご報告いろいろ
「いざ!子どもの権利条約フォーラムへ♪」(けろ)
「私、子どもアドボケイトになりまーす」(けろ)
「活動が認められて・・・」(けろ)
〇地域で子どもを育てちゃおう(地域連携)
「地域食堂&秋祭り開催!」(かっちゃん)
〇同じ想いを持つ人たちとのネットワーク活動
「一人ひとりが満足できた時間」/ まーいいね (ロッキー)
「1,200本の松に愛を込めて」/ 渡中学区WWI (けろ)
「交流合宿開催!」/ みやネット (ロッキー)
〇事務局からのお知らせ
「”みやぎチャレンジプロジェクト”に挑戦中」(みー)
「チャリティー絵画展開催のご案内」(みー)
「年末年始のお休みのお知らせ」(みー)
―――――――――――――――――――――――――――――
PDFのデータはこちら↓↓↓
だんごむし新春号Vol.45(←クリックで「こどぱにー通信」へ)
―――――――――――――――――――――――――――――

代表のコラム

あーだこーだの過程・工程・プロセス

新年あけましておめでとうございます。
今年は長いお正月休みの方が多いようですが、楽しいお正月をお過ごしでしょうか。

昨年は、プレーパークとフリースクールの移転を決断した年でした。そして、多くの方のお知恵とお力添えによって実現への道が開けた年でした。
みなさんが応援してくれて、それを楽しいと思ってくれて、あらためて「支えられているんだな~」と感じています。
心からの感謝しかありません。

今年は、なにもない更地に、子どもや地域の大人と一緒に考えながら新たにプレーパークをつくっていく、とてもワクワクの一年になります。
その名も“ごちゃまぜプロジェクト”

そして、今年のこどぱにーの漢字は『過程』

これまでも、プレーパークはみんなで少しずつつくってきました。
つくっては壊しを繰り返してきたので完成図はありません。

みんなのエッセンスを織り交ぜて、練り合わせて…あーだこーだ言いながらつくる『プロセス』を大切にしてきました。
プロセスのなかにこそ、発見、創造、挑戦、達成感、時にはケンカして落ち込むなどなどなどがあり、これらは、子どもの育つための大切な力になっていきます。
私はこの『プロセス』は宝物だと思っています。

土地探しで走り回っていた夏に、プレーパークの常連男子に、移転の構想を話しました。
そしたらその子は、一人で土地を探し始め、プレーパークで会うと、お互いの土地情報を報告しあっていました。
新天地では、無農薬で野菜を育て、ヤギを飼い、カブトガニを田んぼに解き放ちたいそうです。
そして最近は、ウズラを家でふ化させ、ヒナから育て始めた彼ですが、新プレーパークが完成したら連れてきてみんなで育てるんだって~。
夢は膨らみ、まだまだ大きくなるな~こりゃ~(笑)

なにもないところから、どんなプレーパークがつくられていくか楽しみにしていてくださいね~
むちゃくちゃ楽しいことが待ち受けていますよ~
そんなこどぱにーを、今年もよろしくお願いします。

2011年9月。プレーパークは、被災した公園を更地にし、なにもないところから始まりました。あの楽しさが再びやってきます♪

代表理事 田中雅子(通称:けろ)

目次に戻る

2025年スタッフからのご挨拶

新年あけましておめでとうございます!昨年も多くの方々に支えられながら、私たちの活動を進める
ことができました。本当にありがとうございます!
本年も、スタッフ一人ひとりの2025年の抱負をご紹介し、新年の挨拶とさせていただきます!
※新スタッフからのご挨拶はコチラでも紹介しているので、ぜひご覧ください。

【こどぱにースタッフ】















目次に戻る

フリースクールぽはっく

意外な一面がみられた日

石巻市で夏に開催された“川開き祭り”に出店した子どもたち。
前回のだん子むし(Vol.44)でもお伝えしましたが、川開き祭りでは、目標としていた売上額・販売個数には届きませんでした。

そんな子どもたちの様子を知った、大崎にある『フリースペース道』(『不登校』の受け入れをしている団体)の方々から、「大崎の音楽祭でも、ハーブソーセージを売りませんか!?」と、声をかけていただき、『岩出山有備館の森公園 伊達な音楽祭』にて出店してきました!

今回は、川開き祭りには都合が合わずに参加できなかった子どもたちも参戦!
川開きの話を耳に挟みながらも参加できなかった分、準備から気合十分な様子🔥

日頃ぽはっくで過ごしている時は、あまり前に出ないような子も、ソーセージ完売に向けてガッツリ声出し。
残り4本になると、「もっと声をかけて来る!」と、看板をもって会場中を歩き回り始めました。

すると、数分も経たないうちに「この人が買ってくれるって!」と、最後のお客さんを連れてきました!
その人は、実は一度ソーセージを買ってくれた人でした。
再度買ってくれた理由を聞くと、「ソーセージ美味しかったし、何よりこの子が頑張って声をかけていたからねぇ」と子どもの頑張りを話していました。

非日常の場では、日頃見せない姿がみられることがあり、そして子どもにはそれぞれが成長するタイミングがあります。
この子も、「初対面の人に声をかける」という、自分の殻を一つ破ることができました。

イベントの主催であり、子どもたちに成長の機会をくださったフリースペース道のみなさん、ハーブソーセージを購入して下さったみなさま、本当にありがとうございました! 
(ロッキー)

目次に戻る

『久しぶり』の関係性

石巻市渡波にある『BeOneアカデミー』という、外国籍の子どもたちがホームスクーリングをしている団体さんとの交流会を行いました!

BeOneさんに設置されているクライミングウォールで遊んだり、鬼ごっこやボール遊び、ボードゲームを通して交流しました。


実は今回の交流会で3回目。前回までで仲良くなった子は、お互いの名前を呼び「久しぶり~!」と声をかけ合っていました。

この「久しぶり」という言葉。
凄く大切だなと思います。

学校に行かない選択をした子どもたちの多くは、『家庭』or『フリースクール』という狭いコミュニティで過ごしています。
フリースクールに通えていたらまだ多い方かもしれません。

「久しぶり」が言える関係性が増えると、子どもたちのコミュニティがどんどん広がり、さまざまな価値観に触れる機会も増えますね!
(ロッキー)

目次に戻る

ピカリこらむ

其の11:『不登校』という魔法の言葉

みなさん、『不登校』という言葉を聞いてどんな印象を持ちますか?

『不』はマイナスのイメージを抱かせる文字ですよね。
学校は誰もが行く場所として子どもは理解し育ちます。
でもその「誰もが」からはみ出してしまったら、その子はどんな気持ちになるでしょう。

先日、小学生の頃からプレーパークを利用している中学生の常連っ子が学校を休むようになり、お母さんが相談にきました。
学校でのトラブルに悩み続ける我が子を見てきたお母さんは、家で過ごすのではなく、こどぱにーのフリースクールで他の子どもたちと過ごしてほしい…そんな想いをもっていました。

相談を受けていたのがプレーパークだったので、私はその子に「ぽはっくに来てみたら?」というと、
「俺は『不登校』じゃない。『不登校』は学校に行けないやつのことで、俺は行こうと思えば行ける。一緒にしてほしくない」
と、答えました。

文部科学省の定義では、30日以上休むと『不登校』の枠に入ります。
昨日までは『不登校』でないのに、30日目の今日から『不登校』になってしまう。
それはどんなに悲しくて子どもの心を傷つける瞬間なのか…。その子の気持ちは私には図り切れません。

学校に行かなくなるまで、多くの子は悩み苦しみます。
保護者もそうです。

学校に行かないことを選択しても、それは悪いことじゃない。
苦しまなくていいんだよ~
そう、誰もが思えるように、この魔法の言葉は早くなくしたいですね
(けろ)

目次に戻る

放課後児童クラブ

大人も一緒に遊ぶと・・・

児童クラブには、土曜スペシャルデーという日があります。
今回は、浜松公園へ歩いて出かけた時のこと。

「みんなー!よねよね持ち上げるからこっちに座ってー」と子どもたちの声が。
片方のシーソーに5,6人の子どもたちが次々に座り始め、よねよねを持ち上げようとしていました。

私は、「シーソー折れないかな…」とドキドキしつつ見守っていましたが、本当に持ち上がった瞬間は、大きな笑いとおどろきに包まれました。

そして公園からの帰り道には、懐かしい『ひっつき虫』が。
服にくっ付く、あの植物です。

それを見つけた低学年の女の子たちは、先頭を歩いているよねよねのフードにこっそり『ひっつき虫』をくっつける遊びを始めます。
よねよねは背が高いので、フードにひっつき虫を届かせることは難しいです。
子どもたちは試行錯誤して何回もチャレンジしていました。

普段は子ども同士で遊ぶことがほとんどですが、大人も遊びに加わることで、大人相手にチャレンジする姿や試行錯誤を巡らせる姿が見られるんだなぁと感じました。

忙しい中で子どもと遊ぶ機会をもっと増やしたいなと日々を振り返りました。 
(もっちゃん)

目次に戻る

プレーパークわたのは/ひがこー

プレわた:第一回SASUKE大会

「これからSASUKE大会をしない?」という中学生の男の子の声掛けに、その場にいた子たちが「いいね~」と賛同したことでSASUKE大会が開催されました。

「俺はコースを考えるから参加する人は30分後にウッドデッキに集合ね」と男の子が言い、走るコースを紙に書き始めました。
その後、集まった10名ほどの子どもに男の子は、『土管と地面に半分埋まったタイヤを飛び越え、すべり台を上り下りし、倉庫を登って上に立つまでの時間を競う』というコース説明を行い、実況役・解説役・計測係を決め、準備ができた人からスタート!

「○○頑張れ~」という声援を受けながら走り、ゴールをしたら計測係に時間を書いてもらいます。
大会の様子を見て「参加したいけど、倉庫に登るのは難しい」と言う女の子には、すべり台の上に立ったらゴールという特別コースを急遽つくり、晴れてその子も飛び入り参加!

全員が走り終わった後に表彰式が行われ、一番早かった男の子には、賞状の代わりに参加者リストと拍手が送られました。

大会後、言い出しっぺの中学生は、「とっさに思いついたイベントだったけど、みんなが楽しんでくれて嬉しかった」と言ってました。
私はやってみたいをすぐに実現できるプレーパークって良いなと思いました。
(かっちゃん)

目次に戻る

ひがこー:焚き火と見守りの目

ひがこーでは、毎週のように焚き火をしていますが、なかには家から食べ物を持ってきて焼いている子がいます。

先日、卵を持ってきた3人の子どもが「目玉焼きをつくる!」と火をおこしました。
卵を焼いていると、1人が「箸がない!」と気づきます。
どうするのかなと思い見ていると、その子はナタで薪を細く割り即席の箸を作りました。
他の2人も持ってきたみかんを先に食べ、その皮をスプーンのように使い上手に卵を食べています。

「家で焼くのとは違う味がするね」と言いながら半熟の目玉焼きを口に運ぶ子どもたちを見て、『遊び』が育む子どもの力はすごいものだな~と思いました。

火を使って遊ぶのはとても楽しいことですが、火事ややけどのリスクも伴います。
私たちは、『危険だからダメ』ではなく、正しい火の使い方やリスクを丁寧に伝えながら、子どもたちの枠にとらわれない自由なアイディアを見守りたいと考えています。 
(かっちゃん)

目次に戻る

新スタッフ紹介

10月からこども∞感ぱにースタッフとしてプレーパークわたのはで働いている仲間を紹介します!
多様な経験を持つフレッシュで個性豊かな自己紹介をご覧ください!

野津 裕二郎(ゆうじろう)

ゆうじろうです。
石巻に住んで13年。牡鹿半島で妻と息子、鶏14羽と暮らしています。

リハビリ職(作業療法士)とケアマネージャーの資格がありますが、最近はプレイワーカーとして子どもたちのそばに居させてもらっています。
プレイパークで出会うひとり一人のその人らしさと向き合い、対話して関係性を築いていきたいと思います。

障がいの有無に関わらずのびのびとその子らしく遊び過ごせる空間(インクルーシブパークとプレイパークの融合型)が、石巻ではありふれた日常になる事を目指して活動していきます。
特技は、固定概念を壊す事です。

目次に戻る

今野 由美(ちゃんゆみ)

みなさんこんにちは!
新しくお世話になります、ちゃんゆみこと今野由美と申します!

こどぱにーの一員になれて、子どもたちの日常の中に身を置けることを、とても嬉しく思います。
こどぱにーの子どもを真ん中に捉える視点が、いつも素敵だなと感じていました。
そして何より子どもたちにいろいろな力があること、それを私たち大人がいかに活かせるか、信じられるか、それをいつも自分に問いていきたいと思います。

サポートしていただいてる皆さまや、スタッフの方々、そして子どもたちと対話をしながら、こどぱにーが子どもにとって、安心な場所で居られるよう微力ながら頑張りたいと思います。

これからどうぞよろしくお願いします!

目次に戻る

ごちゃまぜプロジェクト

其の3:『いろいろ』あるから面白い

赤ちゃんからお年寄りまで、誰もがつどえるプレーパークが新たな場所で始まります。
その実現に向けて2024年の春から動いていて、今回は報告『其の3』です。
この数か月、前に進もうとすると、面白いくらいにハードルが目の前にやってきます。おかげで様々な法律に詳しくなりました(笑)
スムーズに実現するよりも、いろいろあるから面白い!その『いろいろ』をご紹介しますね。  (けろ)

▷いろいろ①:やっと土地に出会えた

前号では「新たな土地とまだ出会えていない」とお伝えしましたが、出会えました~♪
土地の広さは、750坪。
実はこれ、第一段階で、第二段階もあります。
私たちが希望する“民家は少なめで、森から聴こえる鳥のさえずり、山から吹く風が気持ちいいところ。
大声で笑えて、かまどで火を焚いて料理ができて、木登りもできる…。
ぴったりの場所です。
11月上旬に土地の持ち主さんと会えて、プロジェクトの説明をして、賛同してくれて、とっても優しい方で嬉しくなりました♥
以前は田んぼとして使っていて、その後畑になった土地は、その方の生活を支えてきた大切な場所でした。
なにもないこの地で、これから始まろうとしているみんなでつくるプレーパーク♪

▷いろいろ②:畑を雑種地にへんしーん

土地と出会えてワクワク♪でしたが、次に待ち構えていたのが土地の転用申請。
基本的に、農地は作物をつくる場として法律で守られています。だから農地以外の目的で使用する場合は手続きが必要とのこと。
しかも、その一部は県知事の許可が必要です。
こういう法律があるから、日本の農業が守られてきたんだな~と学びつつ、申請手続きを来年早々に進めていこうと申請書づくりに気合がはいる私です。

▷いろいろ③:建物が建てられない?

次は、建物を建てるための大きな壁。
出会った土地は“市街化調整区域”で、平たくいうと、新たに家を含めた建築物を建てられない区域です。
これは都市計画法に定められていて、建てるにはプレーパークが『例外』として認められないといけないのですが、プレーパークの概念は法律のなかにはなく、その他の条件もクリアできませんでした。
「あーんなってこった~、これじゃ子どもの居場所が建てられない~」と一晩落ち込みました。
法律の壁は大きかった…

▷いろいろ④:新たな道を発見!

でもね、全然大丈夫♪
素敵な方法を見つけちゃいましたよ~
それは、“ビニールハウス大作戦♪”
これが実現するとプレーパークの夢が広がるかも♪ワクワク♥

目次に戻る

ご報告いろいろ

いざ!子どもの権利条約フォーラムへ♪

昨年、東京で2日間開催された“子どもの権利条約フォーラム”に、子ども3名と参加してきました。
子どもの権利をテーマに、子どもが登壇する話を聴き、ワークショップに参加したことで、“子どもの権利”に触れることができました。

小学4年生のAちゃんは、フォーラム参加前に
「学校の先生が、クラスの外国籍の子を差別するような発言を授業中にしたのはおかしいと思った。だから先生に自分の意見を伝えたけど、伝わらなかった」
と話していました。

子どもの意見表明に対して、向き合ってもらえなかった少し残念な話です。
しかし帰りの車内で、「今度は教頭先生に話してみようと思う」と、今回のフォーラムが『自分が正しいと思ったことを伝える』ことへの背中を押してくれたようです。

2023年に子ども基本法が施行され、“こどもまんなか社会”とうたわれ始めましたが、私は、子ども“だけ”が大切にされる法律ではなく、子どもも大人同様、意見表明をしてよくて、守られる存在であり、権利をもつ存在であることが書かれていると理解しています。
そして大人は、子どもをひとりの『人』として受け止め、向き合うことの大切さをうたっているのだと思います。

子どもは生まれた時から自分の意見を持っています。それは、どの成長段階でも同じです。
私は、子どもと一緒に考え、時には悩み、喜び合える…そんな社会を想い描いています。
(けろ)

目次に戻る

私、子どもアドボケイトになりまーす

みなさん、子どもアドボカシーって知っていますか?

子どもたちの声を聴き、意見表明を支援したり代弁する活動を言います。
そしてその人を“アドボケイト”と呼びます。

まだ日本では聞きなれない言葉ですが、子どもが大人にSOSを伝えていたにも関わらず、虐待により命を落とした事件が相次ぐなか、2019年から厚生労働省が子どもアドボカシーの制度化に向けて検討をはじめ、2022年に子どもアドボカシー学会が設立されました。

子どもの声は弱く、大人や社会に届きづらいのが実情です。
こどぱにーは、子どもの代弁者というミッションを掲げ活動していますが、これから“アドボケイト”という言葉を用いる機会が増えそうです。
実践編をただいま受講中~♪


(けろ)

目次に戻る

活動が認められて・・・

こどぱにーの活動に対して、国際ソロプチミスト石巻様より“クラブ賞”をいただきました。
受賞は、こどぱにーの活動が認められた証でとても嬉しいと同時に、子どもが置かれている現状を伝える機会をいただけたことに感謝申し上げます。

新聞記事はコチラ▷石巻日々新聞 2024年11月25日

目次に戻る

地域で子どもを育てちゃおう(地域連携)

地域食堂&秋祭り開催!

今年はこどぱにー含め、渡波かたろう会、渡波まちづくり協議会、NPO法人のさりさんと渡波秋祭り実行委員会を立ち上げ、地域食堂と秋祭りを合同で開催しました。

地域食堂のメニューは具材を自分で選ぶおにぎり・味噌玉みそ汁とフランクフルト。子どもたちは楽しそうにおにぎりを握り、中にはどんぶり一杯分くらいの爆弾おにぎりを作る子もいました。

秋祭りは毎年恒例の子ども出店に加え、地域の方の出店や黄金浜で一番丸太を切るのが早いのは誰なのかを競い合う丸太早切り大会とキックボクシング体験会などイベントが盛りだくさん!
キックボクシング体験会では、タイでプロとして活躍していた方の持つミットに向かって参加者が一生懸命ジャブやストレート、アッパーやミドルキックなどの技を打ち込んでいました。

初めて体験した男の子は「普段思いっきりパンチやキックをすることがないからストレス発散になった」と言っていました。

来年も地域の方と子どもが交流できる地域食堂&秋祭りを開催できるといいな。
(かっちゃん)

目次に戻る

同じ想いを持つ人たちとのネットワーク活動

一人ひとりが満足できた時間 / まーいいね

今年で4回目となる『不登校』シンポジウム。
今回のタイトルは「すべての子どもたちに学びの機会を~一人ひとりの学び方~」でした。

いや~、長いタイトルですね~(笑)
シンポジウムのお知らせをする時も「長いな~」と思いながら入力していました(笑)
しかし、それだけ伝えたいこと・みんなで考えたいことがたくさんあったということ!

今回は、フリースクールぽはっくに通っていた子と、通信制高校のサポート校に通っている子2名によるトークセッションや、他の自治体の先進事例紹介などを行いました。

また、シンポジウム後には、親の会(『不登校』の子をもつ親御さんが、お互いの体験や不安・悩みを共有する会)も開催。
参加者の多くから、「当事者の体験談を聞けたこと」、「他の保護者の話を聞き、悩んでいるのは自分だけではなかったと感じられた」と、満足の声が聞こえてきました。

『不登校』の数は増え続け、2023年度は全国の合計が34.6万人でした。
毎年増えている今、より一層『不登校』への理解が広まることが必要だと感じています。
(ロッキー)

目次に戻る

1,200本の松に愛を込めて / 渡中学区WWI

東日本大震災の津波により壊滅状態となった渡波長浜海岸に、渡波中学校の校木「松」の苗木を生徒や保護者、住民のみなさんが植樹しました。
今回WWIは、そのサポートです。

松は、私たちが活動する渡波地区のシンボルで、震災前は長い海岸沿いに植えられ、風や砂の浸食から町を守ってくれていたそうです。
その松を再び植樹することで『郷土愛』を育みたい…そんな願いがこもった植樹プロジェクト、素敵ですよね~

WWIメンバーで元PTA会長のつぶやきを紹介しますね。  (けろ)

目次に戻る

交流合宿開催! / みやネット

みやネットに加入しているフリースクールの、1泊2日交流合宿を開催!
場所は「松島自然の家」。
参加人数はなんと30名!

スタッフさんに教わりながらランタン作り、アイスブレイクや体育館貸し切りのレクリエーション、ナイトハイクなど、普段なかなか経験できない交流プログラムを行いました。

最初は関わり方がぎこちない子どもたちでしたが、アイスブレイクの交流プログラムが始まると、過ごしずつ子ども同士の関わりが増えていきました。
2日目になると、バレーボールやバドミントンなどの運動、囲碁やボードゲームなどのまったり遊びを、団体の垣根を越えた交流ができました!
ぽはっくの子たちも、他のフリースクールの子たちも、「楽しかった!」と満足気な様子^^

今回の交流会は、『学校に行かない選択をした』という同じ境遇をもつ子ども同士の交流という、とても貴重な機会でした。
今回のような交流会を継続して開催することで、子ども同士の繋がりや関係性が更に深まり、自分たちで計画を立てるなどができるようになるかなと感じられた、今後に繋がる素敵な交流会となりました!

今回の交流会は、宮城県生涯学習課さんのご協力のもと実施することができました。
ありがとうございました。
(ロッキー)

目次に戻る

事務局からのお知らせ

“みやぎチャレンジプロジェクト”に挑戦中!

多世代が集い・つながる『子どもと地域住民の居場所』をつくりたい!

誰もが安心して来られる、そして、つながる『居場所』を『0』からつくり、地域住民とともに子どもを支え『子どもの孤立』を防ぐことを目指します。


目標金額達成のために、ご支援・ご協力をお願いたします。

目標金額:200万円
期間:12月1日~2月28日
みやぎチャレンジプロジェクトの詳細はコチラ
クレジット寄付はコチラ

(みー)
目次に戻る

チャリティー絵画展開催のご案内

こどぱにーの活動を広く知ってもらい『共感と支援の輪』を地域に広げるため、以下の日程でチャリティー絵画展を開催します!

日時:2025年3月7日㈮~3月9日㈰ 10時~18時
会場:マルホンまきあーとテラス 小ホール/小ホールホワイエ
入場料:無料
※詳しくはコチラ

(イメージ写真)

追加情報や最新のご案内は、決まり次第SNSやホームページで
お知らせいたしますので、お楽しみに~♪
(みー)

目次に戻る

年末年始のお休みのお知らせ

いつも、温かいご支援・ご協力ありがとうございます。
本会では下記日程を年末年始休業とさせて頂きます。

12月28日(土)~1月6日(月)


年始は、1月7日(火)より活動いたします。

目次に戻る