
心が軽くなる時間
先日、“『不登校』のちょっと未来が⾒えるお話の時間”を石巻市ささえあいセンターで開催しました。
我が子が『不登校』で悩んでいる保護者や支援者、教員が参加し、基調講演の講師・武山美加さんの体験談に真剣なまなざしで耳を傾けていました。
武山さんは、『不登校』経験者であり、『不登校』の居場所仙台で開き、我が子2人も現在学校に行かないことを選択しているという“超当事者”の方です。
彼女が学校に行けなくなった時の苦しさ、そしてそれを理解してくれる人によって少しずつ気持ちが前向きになったこと、そして学びとはなにか…など1時間にわたりお話してくれました。
講演後の質疑応答では、たくさんの質問があがり、時間を大幅にオーバーするほどで、参加者が心にかかえるモヤモヤをアウトプットできた時間でした。
第二部の“親の会”でも話しは尽きず、予定時間をオーバーして終了したにも関わらず、その後も30分以上立ち話で、お互いの話をしていました。
学校に行けなくなることで一番悩み苦しいのはその子本人です。
そして、保護者も同じように不安と悩みを抱え、心が孤立していきます。
その心の声を誰かに聞いてもらえるだけで、心が軽くなります。
そして、同じ悩みをもつ人同士とつながるだけで、勇気をもらえます。
今回の時間は、それを再認識させてもらった時間でした。
けろけろ🐸