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宮城県の不登校数が2019年度も全国ワースト

今月11日に、宮城県議会議員会館で、不登校課題についてみんなで学び合うシンポジウムを開催し、宮城県教育委員長他、県教委職員、県議会議員、そして私たちと、60名以上が参加しました。

このシンポジウムでは、文部科学省から「教育機会確保法」についての説明と、不登校当事者2名が壇上で発表した他、不登校の子ども達のために作成した「居場所マップ」の贈呈式も行いました。

(みやネット代表が居場所マップを教育委員長に贈呈)

10月に、全国の不登校数が発表され、宮城県の中学生は4年連続で不登校率全国1位でした。石巻市は小中学生合わせて283名(前年比+36名)ですが、これは30日以上休んだ子どもの数なので、年度終わりに不登校になり始めた子や、高校生は含まれてなく、もっと多いと言えます。

 

前回の私が掲載したブログでも少し紹介しましたが、このような社会課題は、こどぱにー1団体では解決できるようなものではなく、不登校支援に携わる他団体とネットワークを組み取り組んでいくことが必要です。

 

そこで、2019年4月に8団体が集まり、「多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク(通称:みやネット)を設立し、官民が連携して不登校問題に取り組める体制づくりや勉強会、居場所マップづくりなどを行っています。

(居場所マップは1万部を印刷。県内の小中高681校や各専門機関、民間団体に配布します)

 

設立当初から、県議会議員の方々がこの活動に着目してくださり、2019年夏には議員10名ほどで「不登校調査チーム」も結成され、不登校課題に対して一緒に考えてくれています。

(不登校調査チーム副代表の佐々木県議会議員が、閉会の挨拶に)

不登校課題への取り組みはまだまだ始まったばかりで、石巻市としてのネットワーク化も視野にいれて活動しています。

 

今年の私たちのミッションは『不登校理解を深める』です。

なぜ不登校になるのか、どうやったら不登校の子ども達に居場所ができるのか、そのために、私たちに何ができるか…

みやネットとしてできることを、一つずつやっていこうと思います。

今、こどぱにーで取り組む「点」から「面」の活動。

これからも報告しますね。

けろけろ🐸

 

 

 

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