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子どもの可能性を信じ続けたいぞ~

2023年の秋頃、プレーパークで近隣の方から焚火のことで助言をいただいたことがあり、そのときに現場スタッフだったわこうが子どもの意見を聴いたことがありました。

近隣の住民さんの家まで煙が飛んでしまい、迷惑をかけてしまっていること。今後焚火をどうするのがいいか。みんなはどう思うか。

すると、まだ利用しはじめて日が浅い一人の子どもが、「どうして子どもの意見を聞くの?」と質問してきました。
「ここはみんなのプレーパークだから、ここを利用しているみんなの意見を聴くのが大切なんだ。」
と答えると、驚いた表情を浮かべたそうです。

近隣の方の“言い分“に怒る子もいました。
「ここは俺たちの場所なんだから…」と。

私が、そのお家に話しに行くと伝えると「なんで?無駄だよ」という顔で見送っていました。
話し終わって帰ると、走って私のところに来て結果を聴いてきたので、「生まれたばかりの赤ちゃんがいて、お部屋の換気をすると煙が入ったり、洗濯したおむつが煙臭くなって困ってるんだって」と伝えました。
すると彼は表情が柔らかくなり、「そうか…それはかわいそうだったね」と納得した様子でした。

私は、子どもの意見“だけ”が尊重されることを望んでいる訳じゃありません。
表現しやすいから使ってしまいますが、常々“子ども”“大人”という言葉に違和感があって、子どもだから、大人だから…の線引きでなく、一人の『人』として、お互いが自分の意見を伝え、尊重しあうことが『あたり前』だと思っています。

今回紹介した2人の子どもそれぞれの反応、どうでしたか?
子どもの素直な気持ち…素敵だと思いませんか?

これからもこの子どもたちと一緒に、あーだこーだ言いながら過ごそうと思います(笑)

けろ

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こどぱにーでは、2/28㈬まで「みやぎチャレンジプロジェクト」に挑戦しています。
新事業「ごちゃまぜプロジェクト」の活動を行うための寄付企画で、目標金額は200万円です。
新事業では、プレーパークなど『子どもと地域住民の居場所』を通じた、子どもの孤立に寄り添った地域協働型の包括支援を行います。

▼みやぎチャレンジプロジェクトページ
http://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org09

▼新事業「ごちゃまぜプロジェクト」について
https://codopany.org/2024/11/14/newproject01/

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