
【代表コラム】当時幼児さんだった子が20歳に
東日本大震災から14年が経ちました。
大切な家族や友人を亡くされた方にとっては、あっという間の時間だったかもしれません。
そして今もなお、昨日のことのように悲しみを抱えている方もたくさんいらっしゃると思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
私が彼女と出会ったのは、彼女が6歳の時。
当時は『黄金浜ちびっこあそび場』という名前でプレーパークわたのはを始めた時です。
プレーパークの近くに住んでいた彼女は、毎週土日曜日の開催に必ず遊びに来る『超常連』でした。
年上の男の子たちの遊びに入りたくてもはいれず、遠くで眺めていたこともありました。
小さなプールをつくった時、家で水着に着替えて嬉しそうに遊んだこともありました。
学校のことで悩んで相談に来たことも、一緒にご飯をつくって食べたことも何度もありました。
そんな彼女が20歳となり、先日開催したチャリティ絵画展では司会をつとめ、朝から晩まで3日間連続で手伝ってくれたのです。
このイベントに、震災当時プレーパーク開催を手伝ってくれた仲間が来てくれたのですが、彼は彼女に全く気が付きません。
それは彼女があまりにも成長したから…ですね。
「ねぇねぇこの子誰だかわかる?〇ちゃんだよ」と彼に伝えると、地の底から声を出しているように驚いていました。
「ぜーんぜん分からなかった。でも確かに〇ちゃんだ~」と目をまんまるくしている顔に、私は思わず笑ってしまいました。
彼女だけでなく、たくさんの子どもが成長をしていきます。
私は、その成長を近くで見届けることができていることに「素敵な仕事に就かせてもらっているな」と感じています。
そして、彼女の成長を支えてくれている皆さまに感謝させてください。
子どもは、親御さんや先生の他に関わってくれる人が多ければ多いほど、その子自身の糧となり育つ力が湧いてきます。
そんな、子どもが地域の大人に見守られながら育てる『場』を、これからも皆さんとつくり続けたいと願っています。
認定NPO法人こども∞感ぱにー
代表理事 田中雅子(通称:けろ)
オンライン報告会の日程が変更になりました
3月14日(金)に予定していたオンライン報告会ですが、子どもの緊急対応や大きなイベントと重なり、十分な準備が難しい状況となってしまいました。
大変心苦しいのですが、以下の日程に延期させていただきます。
楽しみにしてくださっていた皆さま、すでにお申し込みいただいた皆さまには、ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
改めてのご案内となりますが、ご都合が合いましたらぜひご参加いただけますと幸いです。
『学校にいかないと決めた子どもの声』
~子どもをひとりぼっちにさせないために、私たち大人ができること~
●日時:3月27日(木)19:00~20:00
●開催方法:オンライン(Zoom)
●参加方法:下記のGoogleフォームよりお申込みください!
https://forms.gle/k6Y7ZdB1ypsnyaQd6
私たちの活動は多くの方の寄付に支えられています。
子どもたちの「いま」と「これから」をわたしたちと一緒に支えませんか。
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