雪よふれ、雪まつり当日!(後編)
(雪まつりの始まりと準備の様子については「だんごむし vol.33」(2022年新春号)にてご覧ください!)
(雪よふれ、雪まつり当日!(前編)はコチラ⇒https://codopany.org/2021/12/24/雪よふれ、雪まつり当日!(前編)/)
準備が終わり、とうとう雪まつりが始まる!
お店の名前は「なもなきおみせ」。
メニューは(スタッフのお腹を犠牲に)試作を重ねたコーヒーと、タコの代わりに海苔を入れたタコ焼き。
ただやはり、雪が降るくらいの気候。それに加えて石巻特有の強風もあいまって、この日の気温は激寒。なかなかお客さんはやってきません。
その代わりに、プレーパークわたのはに来たほかの子どもが「何をやってるのー?」と寄ってくる。
そして、あれよあれよと子どもが増えていき、みんなで作り始めます。
たこ焼きを作るのが上手な子、コーヒーを入れるのが得意な子、お店のマスコットとして座っている子。
いろんな子どもが、自分にできることを探して役割分担をしていました。もちろんつまみ食いをする子もたくさんいましたよ(笑)
そして、お昼過ぎにとうとうお客さん第一号が!
プレーパークわたのはのすぐ近くに住んでいる方で、チラシを見てずっと楽しみにしてくれていたそう。
初めての売り上げはコーヒー!
お客さんは「ちょっと温いじゃない~」なんてやりとりをしながら買ったコーヒーを飲み、「あなたたこ焼き焼くのうまいね!」「コーヒーおいしいわ!」とお店の子どもたちの様子を温かく見守ってくれていました。
その後お客さんはなかなか来ず、結局1人しか来ませんでしたが子どもたちは大満足した様子!
どうやったら楽しいかを自分たちで1から企画して、チラシも配って、自分たちで準備もして、作って、売って。
なかなか大人でもできないことを、今回子どもたちはやり遂げた。
大人が何かをやろうとしなくても、子どもたちは自分で考えて何でもやっていけるんだなぁ~と大切なことを教えてもらった雪まつりでした!
そして、これくらい子どもが自由にできる環境を作っていくのが自分たちプレーワーカーの役目なのだなと再認識しました。
子どもたちも大満足!スタッフも子どもに大切なことを教えてもらった、そんな最高のお祭りでした!!!
(わこう)
ちなみに19日は前日にやったことで満足したのか、中止となりました。
その時に子どもが書いた中止のチラシがこちら↓↓↓