現在の継続サポーター
100人
/目標500人
(2024年10月12日現在)
石巻を取り巻く現状
その1のびのび遊べる居場所が足りない
私たちが活動する石巻市には、子どもが遊べる居場所が足りていません。例えば、子どもの居場所のひとつである児童館は、石巻市の人口数145,952人に対してたった1か所しかありません。本来であればさらに10か所の施設が必要です。宮城県内の他の市に比べると圧倒的に少ないのが現状です。
その2不登校の子どもの居場所が足りない
震災後、石巻市内では不登校の子どもが増えました。そのような子どもの居場所となるフリースクールの需要も増加しています。しかし、子どもの受け入れは市内2団体が行うのみで、その受け入れ人数にも限りがあります。
その3環境の変化による居場所ニーズの急増
核家族化や共働き世帯の増加により、日中、大人が家にいない世帯が増えています。しかし、現在の社会状況では、家に子どもだけで過ごすことは安心・安全とは言えません。
子どもの「いま」と「これから」を支えるために
子どもの居場所を作る活動を支えていただけませんか?
私たちこども∞感ぱにーは、一人ひとりの子どもがのびのびと過ごし、また困っているときにはいつでも相談できる場をつくりたいのです。そして、石巻に子どもの笑顔が生まれ続けることを願っています。
活動のなかで、たくさんの子どもたちと
出会ってきました
累計人数42,000人
2013年の団体設立からこれまでに出会った子どもは約42,000人以上(★2021年度末時点)。多くの子どもたちが思い切り遊び、失敗と成功を積み重ねたくましく成長していきました。その一方で、今も生きづらさを抱え、ひとりぼっちで苦しんでいる子どももいます。
すべての子どもに必要なこと。それは「その子がその子らしく、居られること」。
そのために私たちは、子どもの可能性を信じて見守り、困ったときは一緒に考え、時には手を貸して子どもたちを支え続けます。
子どもたちの声
小学4年生のころからプレーパークに遊びに来ていた中学生Aさん
いろんな人と友達になれるあそび場に出会えて良かった!
プレーパークは家のとなりだったから学校からの帰り道に知った。行くようになったのは小学校4年生のころから。鬼ごっこしたり、ポコペン(缶蹴り)したり、秘密基地をつくったり、なんでもできてすごく楽しい。スプラトゥーン(水のかけあい)が一番印象に残っている。スタッフがいたから遊びのバリエーションがたくさんあった。おんぶもしてくれた。会話だけでも楽しいし。プレーパークはみんなが集まる場所って感じで、いろんな人と友達になれるし、いろいろな個性があるから、見てても遊んでも楽しい。もしもプレーパークに出会っていなかったら、たぶん家でひきこもってゲームしてたと思う。休みの日も、学校の日もサボって。あそび場に出会えて良かった!
仮設住宅で暮らしていた小学生のときに、あそび場の出前(震災支援活動)で知り合ったAさん
「頑張りたい」と思う出会いがあった
16歳の頃からぽはっく(フリースクール)に通いはじめ、2年間ぽはっくで過ごした。最初は、他の子やスタッフと仲良くする気はなかった。けど、性格が合う人がいて、しゃべることが増えていった。バイトをはじめてからは「生きていくうえで人と話さないといけないんだ」と感じるようになった。高校受験前には、同じ高校を受験する子にも出会い、その子は、自分の性格とは違い、前向きで自信持っていて、私はその子のそんな所が好きで、「自分もあんな風になれるように頑張りたいな」と思うようになったことが、ぽはっくに通う中での一番の変化だったと思う。
小学生の頃からプレーパークに遊びに来ていた高校生のAさん
不登校でも日々を楽しく生活をしていいと思えるようになった
もしもぽはっくがなかったら、今の高校に進学していなかったと思う。ぽはっくに通う前は自分から外出することが全くなく、全てのことに無気力で高校も調べる気にならなかったし、行く気にもならなかったと思う。ぽはっくがあったから、自分としっかり向き合って、その時の自分に何が出来るかを考え、楽しく生活できた。ぽはっくで、特に印象に残っていることは、SUP(サップというマリンスポーツの一種)。はじめてSUPをした時はとにかく楽しくてたまらなかった。そこで出会った講師の方は、私のような「不登校」に全く偏見がなく「とりあえず今を楽しめれば問題ない」ことを教えてもらった。私も不登校についてあまりいい印象を持たれていないことを知っていたので、はじめてお出かけをした日は不安でした。でも、不登校でも日々を楽しく生活をしていいと思えるようになった。
そのほか子ども達の様子はこちらでも紹介しています
BLOG寄附者さまの声
乗蓮寺住職 若林 隆壽 様
「∞(無限)」の可能性がある場所
「東日本大震災」で大学時代の同級生を亡くし、私は震災直後から被災地に入っていた。そのご縁で知り合った㈱生産者直売のれん会の小倉伸太郎さんが、「滑り台など既製品の遊具の寄附の申し出を断って、子どもたちと古タイヤや廃材で遊び場を創っている団体が石巻にあるんですが、興味ありません?」と写真を見せてくれた。そこには昭和にタイムスリップした手造りの空間の中ではじける「笑顔」がたくさん写っており、この「笑顔」こそが被災地復興の光になるに違いないと感じた。代表の田中さんとスタッフ、プレーパークやフリースクールにやってくる子どもたちとも直接会って話し、それは確信に変わった。まさにここには「∞」の可能性がある、と。
東日本自動車株式会社代表 山内 智浩 様
「頑張りたい」と思う出会いがあった
自分ひとりでできることには限界があるから・・・です。不登校の子供が増えているという報道を時々耳にすることがありますが、不登校という言葉自体がはたしてどうなのかなと感じていました。そして自分に子供が生まれると益々関心が高まっていき、自分も何か子供達の助けになりたいと思うようになりました。しかしながら自分がどこで何をすればいいのか分からないし、さらに継続することは大変だなと感じたのも正直な気持ちです。そんな時にこどぱにーの活動を知って、子供たちを応援している人達を応援することからならすぐにでも始められるなと思ったことが、こどぱにーの活動を応援するきっかっけです。
認定NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジ 理事長 宇津 孝子 様
離れていても”大家族”のこどぱにー!
私にとって妹のような存在のけろちゃんが、高遠の山里から3.11をきっかけに石巻にすっ飛んで行き、こどぱにーを始めてから10年ですね。
子ども一人ひとりの存在を最上級に尊重し、大切な『ひと』として丁寧に接していく大人がいつでもそこにいる、というプレーパークを始めてくれてありがとう。
地域に必要な、深く温かい愛のこもった活動を続け、10年目を迎えたことにただただ感謝です。多くの子どもたち、親御さんたちとつながり、安心のネットワークを広げて、地域づくりに発展している活動は社会の宝です。こんな、夢のような事を実現し続けているけろちゃんを誇りに思っています。身体だけは大切に、元気に実行し続けられるけろちゃんでいて下さい。
愛と感謝をこめて。
子どもたちの居場所を、子どもたちの未来を
一緒につくっていきませんか?
私たちこども∞感ぱにーは、今年で創立10年を迎えました。
これまで、プレーパークやフリースクール事業を通じて、様々な子どもたちの成長を見守ってきました。
そこで気がついたことは、どんな子どもにとっても、「思いきり遊ぶこと」と「安心して過ごせる居場所」が必要だということです。私たちは、その2つを通じて、子どもたちの笑顔が育まれていく環境をつくりたいと思っています。
一緒に実現していく仲間になってください。よろしくお願いいたします。
※こども∞感ぱにーは宮城県の認定を受けた「認定NPO法人」です。本会へのご寄附は確定申告により寄附金控除を受けることができます。
詳しくはこちら→寄附金控除について(PDF)
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-
・ゆうちょ銀行からの振り込み
名義:トクヒ) コドモムゲンカンパニー
記号:18160 番号:24803891 -
・その他銀行からの振り込み
ゆうちょ銀行
名義:トクヒ) コドモムゲンカンパニー
店名:八一八 種目:普通預金 口座番号:2480389
※恐れ入りますが、振込手数料に関しましてはご負担をお願い致します。
※入金された方はその旨を電話もしくはメールにて事務局にお伝え下さい。
●クレジットでのご寄附
❸Yahoo!ネット募金
ヤフーが運営するネット募金です。Tポイントカードのポイントを利用して寄附することができます。なんとなく溜まっているTポイントを、石巻の子どもたちのためにぜひご利用ください。
❹amazon「ほしい物リスト」からの寄附
支援を必要としている団体・施設・個人を、Amazon.co.jpを通じてサポートできるAmazon「みんなで応援」プログラムを利用して、石巻の子どもたちにご寄附いただけます。当団体の「ほしい物リスト」から商品をご購入いただくことで、簡単に物資の支援が行えます。
ボランティア参加希望の方へ
こどぱにーでは随時ボランティアを募集しています。活動内容はプレーパークにて子どもと遊ぶ・子どもを見守る・環境を整える(遊具づくりや整備)といった活動をスタッフとともに行なっていただきます。子どもと遊ぶのが好きな方、プレーパークやプレイワーカーに興味がある、子ども支援団体の職員、保育士、教員の方、子どもとの関わりに悩みがある方など、お待ちしております。
リターンについて
- ❶会報誌「だんごむし」をご郵送いたします。(年4回)
- ❷サポーター限定FB ライブにご参加いただけます。
- ❸会員証をご郵送いたします。
税控除について
※こども∞感ぱにーは宮城県の認定を受けた「認定NPO法人」です。個人の方で3,000円以上のご寄附をいただいた場合、確定申告を行うことで所得税・住民税の寄附金控除が受けられます。
詳しくはこちら→寄附金控除について(PDF)