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どうして『ごちゃまぜプロジェクト?』

こんにちは、けろです。

今回、みやぎチャレンジプロジェクトで募金をお願いしている『ごちゃまぜプロジェクト』は、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃん、地域の大人、誰でも来ることが出来る地域の居場所を0からつくっちゃおう…というものです。

こんな場所がどうして必要なのかというと…

私は25年間ほど、社会的擁護が必要な子どもや『不登校』、心が孤立している子どもと関わる仕事をしてきました。
その子たちは、私と一緒に過ごす中で成長していくのですが、そこで教えてもらったのは、
①子どもには自分で育つ力がある
②さまざまな価値観に触れることが子どもの糧になる
③なによりも、子どもが自分で考えて決め「やってみる」ことができる環境が必要

ということです。

13年間プレーパークをやっていますが、そこにはいろいろな大人が訪れています。

以前、〇ぴーという成人男性が週末になるとプレーパークに来ていました。
障がいをもっていた彼は人とコミュニケーションを取るのが苦手で、子どもから少し距離をおかれていました。
ある日、虫が大好きな小学1年生のA君がカマキリを探していると、〇ぴーがカマキリの見分け方や卵の違いをA君に教えてあげたことがあります。
すると、〇ぴーを見るA君の目は♥マークに輝き、それ以来「〇ぴーまだ来ないかな~」と入口で〇ぴーが来るのを心待ちにし、来るとすぐに手をつないで虫のいる草っぱらに楽しそうに歩いていく姿が日常になりました。
虫がつないだ20歳以上年の離れた友情物語です(笑)

このエピソードはほんの一例ですが、プレーパークではこういうことがよく起こります。
誰もシナリオに書けない、『プレーパークという場』があることで起こる人と人の出会いです。

だから、どんな人(子ども)でも、その人自身が「楽しいな」「居心地良いな」と笑っていられる『場』があり続けることが大切だと思います。
震災がきっかけで誕生したプレーパークわたのはは、海から近いため、防災の観点からも内陸に入る必要性を感じていました。

『ごちゃまぜプロジェクト』が始まる新しい土地は、田畑に囲まれ、すぐ横の森から鳥のさえずりが聞こえてくる、とても気持ちのいい場所です。
今はなにもない平らな土地ですが、これから子どもや地域の人たちとつくっていく場所です。

子どもが地域のなかで見守られ、安心して育つことができるプレーパークをみなさんとつくりたいと思っています。

けろ

お知らせ

みやチャレ特別YoutubeLIVE開催!

日時:2月27日㈭ 19:00~20:00
URL:https://youtube.com/live/b26fcjHNbiY
内容:・『ごちゃまぜプロジェクト』とは?
   ・『ごちゃまぜプロジェクト』の現在
   ・『ごちゃまぜプロジェクト』の今後の展望と目指す未来 など
登壇者:田中 雅子 (認定NPO法人こども∞感ぱにー 代表理事)
    千葉 拓己 (認定NPO法人こども∞感ぱにー フリースクール事業担当)

ご寄付のお願い

みやぎチャレンジプロジェクトへの寄付のお願い

《みやチャレ終了まで残り2日!》
こどぱにーでは、2/28㈮まで「みやぎチャレンジプロジェクト」に挑戦しています。
新事業「ごちゃまぜプロジェクト」の活動を行うための寄付企画で、目標金額は200万円です。
新事業では、プレーパークなど『子どもと地域住民の居場所』を通じた、子どもの孤立に寄り添った地域協働型の包括支援を行います。

▼みやぎチャレンジプロジェクトページ
http://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org09

▼新事業「ごちゃまぜプロジェクト」について
https://codopany.org/2024/11/14/newproject01/

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