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大人が本気で穴掘りしてみた。

はいどーも!プレーワーカーのわこうで~す!
プレーパークという場所は大人子ども関係なく、自分の責任でやりたいことをやっていいところです。
子どもはもちろん、大人だって自分のやりたいことをやっていいのです。
ということで、今回は「わこう、本気で穴掘りをしてみた~!」をお送りしたいと思います(笑)
大人が本気で遊び始めたとき、子どもたちがどんな反応をしたのか!
そんな話をしていけたらと思います~。

いつもの子どもの様子が満載のブログとは毛色が違うと思いますが、たまにはこんな内容を書いてみたいなって。

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9月の中旬。「ひたすらに大きな穴を掘ってみたい!」という、わこうのやりたいから始まりました。
朝から掘り始めましたが、最初はあまり興味がない子どもたち。「わこう何してるの?」「大きな穴を掘ろうと思ってー。」「ふーん」みたいな感じ。
もちろん穴掘りが好きで手伝ってくれる子もいましたが!

それでも一人ずっと続けて何時間も穴を掘り続けるわこう。
少し穴が深くなってくると地中に潜っていたミミズやら幼虫やらがでてきて、それを目当てに子どもたちが寄ってくる。
穴掘りじゃなくて虫取りが始まっちゃった(笑)

午後になると、朝から穴を一心不乱に掘っているわこうを見て、子どもたちも「何でわこうがずっと穴を掘っているのか」に興味を持ち始めた様子。
「なんで穴掘ってるの?」「穴掘って何かつくるの?」と穴を掘った先のことを子どもから聞かれましたが、「別に何かをするために掘っているのではなく、ただただ穴が掘りたいんだ!」という気持ちを伝えると、「じゃあ俺も手伝う!」「私もやってみたい!」と気持ちに共感して一緒にやってくれる子どもがでてきました。
そのうち、大きい石が出てくると掘り出してくれる「石堀り隊長」や掘った土を踏み固めてくれる「ふみふみ隊長」など子どもたちの中で自分にできること・やりたいことを見つけ、役割分担して協力しあっていました。
その中で土を踏み固めながら穴の縁をぐるぐる回る鬼ごっこなど、新しい遊びも生まれていました。
最初は泥に汚れたくないからやらないといっていた子どもが、それでも楽しそうに、夢中になって穴を掘ったりしている友達を見て、ものすごく悩んだ果てに「汚れたら自分で洗えばいいや!」といって思いっきり楽しそうに穴掘りを始めたのがとても印象に残ってる!

【大人が本気で穴掘りをした結果】
最初はあまり興味を持っていなくても大人がずっと続けていると、「普段一緒に遊んでいるわこうがそんなにやってみたいことってどれだけ楽しいんだろう」とどんどん興味を持ち始め、子どもの「やってみたい!」という感情を刺激し、そして伝播していきました。
また個人の学びとしては、子どもたちが夢中になって遊んでいるときの感情ってこういう感情だよな(何かしたいからものを作るもあるけれど、そもそもものを作ること自体が目的であったりもする)っていうのを再認識して、そういう感情の邪魔をしないように関わることが大切だと改めて思いました。

そんな本気の穴掘りでした!さて次は何をやろうかな~♪

(わこう)

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