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代表あいさつ

子ども達が笑うと、まわりにいる大人たちも笑顔になる…

子ども達がいつも笑顔でいられるために、それを守るのが大人の役目だと思っています…

震災からこれまでの2年間は、子どもたちのあそび場作りと、子どもたちの笑顔を通じて地域の方たちの集まる場所作りに携わらせていただきました。震災当初からしばらくの間、ずっと胸の奥に違和感を感じながら活動を続けていたのですが、それが何か気付いたのは6月に入ってからでした。

あるアーティストチームが石巻を訪れ、子ども達と一緒に映画館作りをした一週間、夕方になると学校から帰ってきた子ども達が会場のある集落の中心部に集まり、映画館のアイディアだしから制作と、あれやこれや言いながら楽しい笑い声であふれかえりました。その集落は漁師町で、船も家も港も…津波によって何もかも失い、大人たちは絶望のあまり将来を考えることすらできなくなっていたように思えます。この頃の街は、崩壊した家の山とコンクリート…あたり一面の乾いた泥で、茶色と灰色の2色でした。そこに子ども達の笑い声が響き渡ったに時、まるで天からの光が差し込んだかのように、町がぱぁっと明るくなったように感じました。

子どもの親御さんが「俺たち大人は元気がなかったけど、こうして子ども達が笑っていると元気をもらうんだよな。けろちゃん、あそび場作ろう!」

それから、子ども達のあそび場作りが始まりでした。子ども達にとっての遊びは、想像力を掻き立て、それを実行・実現することで創造力を培い、自己の発見を繰り返していきます。そして一人では決して学ぶことのできない社会性や協調性を学び、成長していくためのたくさんのエネルギーを交換し合うんです。

でも、震災後、残念なことに遊び場は減少してしまいました。津波によって、海に近い公園は「危険区域」として立ち入りができなくなったり(例えできたとしても、怖くて近寄りたくない子もいます)、瓦礫置き場や仮設になった場所も少なくありません。

仮設暮らしから復興住宅に移るまでのあと数年、学校の校庭で遊べるまであと一年。

大人にとっての一年と、多くを学び吸収する子どもの一年は、同じではありません。

例え一人でも、遊びたいと言う子どもがいたら、思いきり遊ばせてあげたいなぁ~って思います。

今までやってきたあそび場作りは、すべて地域の人たちと一緒に行ってきました。遊び場を作りたいという声は、はじめはぽつぽつですが、やっていくうちに、気が付くと親御さんはもちろん、たくさんの近所の人たちがあそび場にやって来て、一緒に子ども達と過ごしています。

子どもが元気だと、大人も元気になる!

「新しい環」が子どもを通じて生まれているんだと思います。

そして私たちも、子ども達からは笑顔と元気をもらっています。

地元の方たちが遊び場でお話ししていってくださる時間が、ほっこりする時間になっています~

ここに来たきっかけは、震災後のいろいろなお手伝いでしたが、でも今は、子どもたちの成長を見守る一人の大人として、地域の方たちと一緒に子ども達の笑顔を増やしていきたいと願っています。

子どもは宇宙の宝。

大切な宝物を、いつも笑顔いっぱいにするのが、私たち大人のお役目なんだろうな…と思いながら、毎日楽しく動き回っています。

一緒に楽しみましょう~!

皆さんとの出会いに感謝。

大自然に生かされていることに感謝です。

こども∞感ぱにー 代表 けろ